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見晴より至仏山を展望
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日向大谷口より秩父の名峰・両神山を目指す_2011.07.13


秩父の名峰・両神山を仰ぐ・・・奥武蔵・堂平山より今年の1月末、奥武蔵・堂平山頂直下で仰いだ両神山の険しくも美しい山容に強く印象に残っています。
あれから半年、今日はミラさんをお誘いして、この山に登りました。ガレや急勾配の点在する長い沢、尾根への急登、そして鎖・ロープの岩場や幅狭崖路等に加え、このところの猛暑で予想以上に体力を消耗。予想以上に体力と時間を要しました。(2011.07.13)。

ルートと実績 日向大谷登山口(7:03)⇒七滝沢コース分岐(7:32)⇒清滝小屋(9:19-41)⇒両神神社(10:39-49)⇒両神山(11:25-50)⇒両神神社⇒清滝小屋(12:58-13:15)⇒七滝沢コース分岐⇒日向大谷登山口(15:03)
1)歩行時間:約6時間49分(休憩等除く)
2)歩行距離:約11.7Km
3)累積プラス高度:約1434m
4)参加者:ミラさんと私(出会ったハイカー4名)
5)カシミール3Dはここ

日向大谷口よりアプローチ・・・長い沢を歩き清滝小屋へ
鳥居を潜り登山道に入る丸太造りの清滝小屋日向大谷バス停前の無料駐車場へ7時前に到着。斜面を見上げると両神山荘へはセメントで固められた様な石段を登っていきます。山荘左側の登山道へ斜面石垣に植えられた草花を眺めながら進むみ鳥居を潜って山中に入ります。
小さなアップダウンを繰り返しながら斜面を巻くように進む道は高度を殆ど稼がず、やがて会所と言う七滝沢コース分岐点に差し掛かります。これを右に見送り下ってゆくとベンチなどが置かれ、その先が沢です。木橋で沢を横切り勾配を登り、2度、3度と苔岩の沢を渡り返し・・・時には赤いリボンを目印に進み、、不動明王像などの石仏をながめ、、息を乱しながら1時間半程頑張って高度を稼ぐと水場を経て清滝小屋へ到着。かなり疲れた体を大休憩で癒します。

鎖場を越えて両神神社を経て山頂へ
ロープや鎖の小さな岩場を越えて急登する山頂直下の岩場を登る小屋の裏手から再び登り始めると直ぐに七滝沢コースと道を合わせ、鈴が坂の急勾配を登ると産体尾根です。ここに山頂までは1.4Kmと記載があります。ここから両神神社までは3か所程岩場がありロープや鎖を利用して登りますが、どれも規模は小さく足場を確保して慎重に登れは程なく鳥居が見えれば両神神社です。
神社で再び息を整えてから歩きだすと道は少し下って緩やかに登り返して行きます。右手断崖の幅の狭い道、崩落個所の金属パイプ橋そして小さな岩場を越えて尾根を進むと「注意・八丁峠コース」の標識とベンチ、、そしてその先がいよいよ岩盤の山頂です。 岩盤を見上げながら左に巻いて最後の鎖を手繰って登っていきます。高度感のある岩場ですが足元は頑丈なので両手をフリーにして登れは岩場初心の私でも問題ありません。
そして登頂!両神山最高峰の剣ヶ峰(1723.5m)登頂。。山頂は狭いですが祠、展望盤、2等三角点が置かれ、中央の盛り上がった岩の上に立つと360度パノラマなのでしょう!!・・・ですが生憎、雲がかかって視界が利かず大変残念!私は雄姿をデジカメに収め、ミラさんは盛り上がった岩を分捕ってオニギリを胃袋にオサメ・・・・暫し、最高峰を味わいました。

そして下山・・・薬師の湯では両神山を眺め湯に浸かりました
山頂を楽しむこと25分余り、、もう少し居座って雲の晴れることを期待したかったですが、どうやら雲は厚くなり、ポツン・ポツンと来そうな雰囲気も感じられ撤収です。登ってきた岩場やガレ状の沢道など往路以上に注意を払うこと約3時間、、無事下山しました。
そして立ち寄り温泉は日向大谷口から車で20分程度にある両神温泉・薬師の湯リンク)です。湯船に浸かって外を眺めると雲が晴れた両神山が仰げ、疲れを一層癒してくれます。お風呂の後の薬師そばも美味かった。次回は紅葉シーズンに山頂からの眺望を楽しみたいものです。

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