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見晴より至仏山を展望
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日光白根山(嵐歩の会・番外編)_2011.07.16


日光白根山(2578m)山頂先月の嵐歩の会・尾瀬では晴天に恵まれ、花も沢山それに高所・・・爽快な歩きできました。そして今月は尾瀬の南に位置する標高2500m超の日光白根山。番外編として週末に登ってきました。
頂上を目指し急登し高度を稼いでいくと眼下には五色沼、、森林限界を越えれば涼しき風が吹いて足もとには山野草、そしてゴツゴツとした岩山をよじ登って頂きに立ちました(2011.07.16)。

ルートと実績 菅沼登山口(9:20)⇒弥蛇ヶ池(11:27)⇒五色沼(11:58-12:37)⇒避難小屋(12:56)⇒日光白根山(14:24-35)⇒弥陀ヶ池(15:51)⇒菅沼登山口(17:20)
1)歩行時間:約7時間10分(昼食・休憩等除く)
2)歩行距離:約11.0Km
3)累積プラス高度:約1000m
3)参加者:カザさんと私
4)参考ハイキングMAPはここ

菅沼登山口より急勾配の岩・倒木を越えて弥陀ヶ池・・・そして五色沼へ下る
日光白根山登山道 案内板今日は3連休の初日、混雑した関越道を走り菅沼登山口に到着も駐車場はほぼ満車の状態。一番車道よりに何とか停車して予定の50分遅れで歩き始めます
明るい広葉樹の林を進むと目の前が開けて綺麗な案内板が現れます。ここはもう標高1600m以上、いつもの奥武蔵や奥多摩の杉林からのアプローチとは明らかに違い、心がワクワクしているのが感じられます。

弥陀ヶ池より日光白根山を仰ぐ案内板を過ぎると広葉樹の森となり、直ぐに岩や倒木を越える急勾配が始まります。この急勾配は越えても越えても岩・倒木が何度も現れいささか長く感じられますが、ハクサンシャクナゲや謎の野鳥など眺めて気を紛らわします。
そして登ること2時間、、目の前が開けて澄み切った弥陀ヶ池の背後に日光白根山がお目見え、疲れも吹っ飛ぶぐらいの美しい光景でした。

五色沼・・・沼岸の岩をベンチに昼食弥陀ヶ池で一息入れたら早々に五色沼に下ります。もうすぐ12時、すでに登頂を果たし五色沼へ下って来た沢山のハイカーすれ違います。老若男女を問わず人気の山なのですね。
沼に下ったら、右手の日光白根山を仰いだり、左手のコメヅカ?の風景を眺めながらのんびりと南岸に歩きます。そしてツガザクラの実?の岩をベンチ代わりに、ゆっくり昼食をとりました。

五色沼から避難小屋を越え急勾配・・・森林限界を越え頂上に立つ
頂きを目指し急勾配の斜面を登って行く昼食と休憩を済ませたら、いよいよ山頂を目指し五色沼をあとにします。立派な角の鹿も見送ってくれましたね。そして10分ほど登り、避難小屋を越えた辺りから、これから向かう急勾配が立ちはだかります
序盤の広葉樹の林を登り中盤からは森林限界を越えます。九十九折りの坂は軽石状の小さな石で滑りやすく、落石しないです。急勾配ですが良く見ればカラマツソウヤマオダマキそしてコマクサを咲いていました。

日光白根の頂上を目指して歩く急勾配を登れは穏やかな稜線となり目指す岩場のピーク(山頂)が見えてきます。強い日差しが降り注いでいますが男体山や尾瀬の山まで見通すことは叶わず少し残念でありますが、高度2500mの風は爽やかで先程までの汗は一気に消え失せ、何とも心地よい瞬間です。
そしていよいよ岩場の山頂、、この背後からの写真のように、狭くてかなりの高度感です(ピークの岩が・・・崩れそうに見えます!?)。カザさんはこの山頂で雄姿をしっかりカメラに刻み早々に?ピークをおりました。

山頂より弥陀ヶ池へ急降下さて登頂を果たし弥陀ヶ池側に下山です。眼下には弥陀ヶ池や菅沼が見渡せますので颯爽と下って行きたいところですが、生憎のガレ状急斜面です。ハクサンシャクナゲやイワモモ等を眺めながらゆっくり慎重に下って行きます。
そして弥陀ヶ池に到着、ここで最後の休憩をとり、朝登ってきた道を菅沼登山口に向けて下って行きます。帰路はミツバオウレンマイズルソウに出合えてうれしい限り。私は満足な気分、カザさんも「今日はVery Tiredだ!!」と連発しながら下ってましたが、最後はいつもの様に颯爽と登山口に到着でした。
P.S. 下山後は毎度のように望郷の湯に立ち寄り、登山の疲れ流しました。

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