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石尾根を展望@雲取山
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塔ノ岳と丹沢山_2011.11.07


塔ノ岳 山頂丹沢山地をウィキペディアで調べると以下の様に記載があります。 「神奈川県北西部に広がる山地。東西約40キロメートル、南北約20キロメートルに及び、神奈川県の面積の約6分の1を占める・・・尾根と谷沢が成す地形は複雑である。登山口からの標高差が大きい山が多く、地形が複雑なこと、東京都心部から行きやすく、登山者が多い」 。
登ってみたい山々ですが、丹沢は自宅からはかなり遠いとの印象でした。。。でも今回色々調べると・・・ヤビツ峠付近に登山口があり、圏央道から中央相模湖、宮ヶ瀬湖抜け林道を選べば約1時間半程度・・・と分かり、思いきって行ってまいりました(2011.11.07)。

ルートと実績 菩提峠無料P(6:53)⇒登山口(6:58)⇒二ノ塔(7:49)⇒三ノ塔(8:08)⇒鳥尾山(8:39)⇒行者ヶ岳(9:28)⇒新大日(9:48)⇒塔ノ岳(10:23-27)⇒丹沢山(11:22-41)⇒塔ノ岳(12:33-36)⇒新大日(13:12)⇒行者ヶ岳(13:31)⇒鳥尾山(14:11)⇒三ノ塔(14:44)⇒二ノ塔(14:55)⇒登山口(15:37)⇒菩提峠無料P(15:43)
1)往路:4時間31分、復路:4時間02分
2)歩行距離:約18.1Km
3)累積プラス高度:約1900m
4)その他:単独
5)ルートマップMAPカシミール3Dおよび標高他

菩提峠より二ノ塔を経て絶景の三ノ塔へ
菩提峠無料駐車場より登山道へ背後に大山が見えて来た二ノ塔山頂・・・富士山がお出まし!三ノ塔より富士山を仰ぐ
朝6時40分、菩提峠無料Pに到着。。先着は1台のみでひっそりとしています。辺りは霧に覆われていますが頭上は青空が確認でき、すぐに陽ざしがそそぐでしょう。 富士見山荘側へ歩道を5分程下り左手の登山道から登ります。序盤は薄暗い針葉樹ですが林道を横切って30分程登れば頭上が開け、振りむくと大山が確認できます。
さらに登ると木の階段となり最後はガレの急勾配を登り切れば二ノ塔富士山と三ノ塔が仰げます。三ノ塔へは一旦下って木の階段で登り返します。足もとのリンドウや頭上は黄色の紅葉を眺め進むと避難小屋の建つ三ノ塔へ到着。絶景を眺めながら一息を入れます。

アップダウンを繰り返し難所を越えて塔ノ岳へ
三ノ塔を下る途中・・富士山と鳥尾山を展望行者ヶ岳より振り返り・・三ノ塔方面を展望新大日の茶屋塔ノ岳山頂
三ノ塔山頂からは北へ表尾根を快適に進みながら、これから辿る塔ノ岳・丹沢山までの遠い道のりを眺めます。その先は一気に高度を落としますが、途中で眺める景色も気持ちの良い展望です。更に降ると鎖・梯子や岩場となり、雨上がりで滑りやすくて展望の余裕は無くなります。
そして結局、120m程下ったら50m程登り返して鳥尾山に達しました。その後も小ピークを何度か越えて、行者ヶ岳の難所(梯子)を乗り越えたら、歩いてきた尾根を振り返り、帰路は辛いだろうなあ・・と思いながら一息入れます。 この先はガレの急勾配でグングン高度を稼ぎますが体力もグングン低下、ゆっくり登って新大日、さらに二つのピークを越えれは頭上に塔ノ岳が見え始めて、最後は気力振りぼって塔ノ岳山頂に辿り着きました。ここまで3時間30分、霧に覆われる直前の山頂で小休憩をとりました。

そして霧の中の丹沢山・・・帰路の道のりはヤッパリ遠かったなあ
丹沢山へ・・・コルの梯子を進む山肌の紅葉と河原丹沢山の石の山標行者ヶ岳から帰路を展望
塔ノ岳着は10時半前ですが帰路の長い道のりを考えれば時間的余裕は無く、霧も出てきて展望も望めない。。。丹沢山へ向かうか?少々迷いましたが、タイムリミットは11時半までと決め先に進みます。
丹沢山へは約100m下って3度登り返します。コル部の梯子立ち枯れの多い尾根を進み、一瞬霧が切れて山腹の紅葉と河原を見下ろせました。展望が利けば爽快な歩きでしょうね~。
そして55分で丹沢山へ登頂、雄姿を刻んで速攻で昼食をとったら、次回は・・・好展望の丹沢山・蛭ヶ岳への登頂を誓いました。
さて帰路です。霧は段々濃くなり塔ノ岳辺りでは視界はまったくなく黙々と下るのみ。足腰はかなり疲労してきましたが、行者ヶ岳までのガレ急坂と難所(鎖・梯子)をクリアすれば、時間的に余裕が出てきます。僅かに残る尾根の紅葉を捜しながら(紅葉1紅葉2)、、慎重に歩き、菩提峠無料Pへ無事帰還しました。

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