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堂上のセツブンソウ
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奥秩父・四阿屋山...つつじ新道より山頂へ_2012.02.20


四阿屋山頂の展望・・・両神山と奥秩父・二子山が近いです!両神山の展望と初春から夏にかけての花で人気の四阿屋山(772m)・・・花本番を迎える前に下見を兼ねて登ってまいりました。
登りの「つつじ新道」は、鎖場と痩尾根の連続で少々苦労しましたが、登り切れば抜群の展望(両神山)、、、そして山居方面に下れば早春の花が迎えてくれました(2012.02.20)。

ルートと実績 堂上バス停無料P(10:35)⇒つつじ新道登山口(10:41)⇒山居・福寿草園分岐(11:09)⇒鎖と痩尾根⇒薬師堂分岐(12:09)⇒四阿屋山頂(12:12-16)⇒薬師堂分岐(12:18)⇒両神神社奥社(12:33)⇒展望広場(12:42)⇒福寿草園(12:55-13:03)⇒押留コース⇒押留登山口(13:16)⇒堂上バス停無料P(13:29)
1)歩行時間:2時間54分
2)歩行距離:約4.9Km
3)累積プラス高度:約550m
4)その他:単独
5)参考ハイキングマップ

つつじ新道より展望の山頂へ・・・鎖場と痩尾根を慎重に
つつじ新道登山口・・・健脚向きと書いてあります最初の鎖場・・・最初の鎖を登ると約5mの岩壁が立ちふさがる四阿屋山頂の展望・・・両神山が近いです四阿屋山頂の展望・・・奥秩父二子山は険しそうです
堂上バス停隣の大きな無料駐車場に車を停めて大堤バス方面へ戻ります。左側は落石防止金網が設置されているので車道の右側を・・・頻繁に行き来するダンプカーに気をつけながら歩きます。400m程歩くと左斜面に登山口の標識があり、道の反対側には大堤バス停と2、3台程度の無料駐車場があります。
針葉樹林帯の登山道は序盤から勾配があります。ザレ状の滑りやすい箇所もありジグザグに登って行くと20分程で竹林となり、程なく尾根に達します。尾根は直ぐに山居方面の分岐となり、これを右に見送るといよいよ大きな岩場です。この岩場はコース最大の難所で全長20-30m程でしょうか・・・一つ目の鎖をクリアすると高さ5m程の垂直に近い岩壁です。スタンスが取りにくく体の固い私は腕力で乗り越えますが、その先も10m以上に渡って複数の鎖が続くザレ気味の急勾配・・・握力消耗には注意して進む必要があります。
岩場を越えるとすれ違いに難儀するほどの痩尾根です。そして見上げる様な大きな岩を注意深く右に巻くと二つ目の大きな岩場となりますが、こちらはスタンスとホールドが十分で鎖も付けられています。その後も痩尾根は続き、尾根に張り出したアカヤシオの枝にバランスを崩さないように進めば、やがて薬師堂からの道を合わせ鎖補助のある山頂直下の岩場・・・これを一気に登れれば展望の良い山頂です。山頂は5、6名で満員になる程の狭いものですが目の前には両神山奥秩父・二子山が迫り、背後は冬枯れの木立から武甲山を展望できます。

両神神社奥社から早春の花咲く陽だまり山居から押留へ下山

両神神社奥社福寿草園へ下る・・・武甲山と熊倉山を展望福寿草押留登山口へ下山
山頂で展望したら直下の岩場を降りて薬師堂方面へ急降下します。片側が切れ落ちた狭い階段は所々で落ち葉の下が凍結しており補助の鎖を掴みます。やがて勾配もおさまり緩やかに登り返すと両神神社奥社・・これを見送り、真直ぐ山居に下れば前方が開けた展望広場に達し、さらに右側に下って行けば展望休憩舎・・・ここで武甲山方面を暫し展望します。
休憩舎をあとに左に大きく廻り込む道を選んで武甲山や熊倉山を眺めながらゆっくり下ります。蝋梅の香りの陽だまりを散策するように進むと 福寿草園・・・を楽しみます。今日は久しぶりに暖かくなりました・・・春が一気に近づけば良いですね。 ここからは押留コースの標識に従い下山です。日差しの当たる山道はとても爽快で、あっという間に登山口でした。。。あとはのんびり車道を歩き、堂上の駐車場に戻りました。

つつじ新道の岩場は伊豆ヶ岳の岩場(男坂)よりも難度が高いですね。上級者コースとの標識がありますので自己判断でお願いします。 次回は麓にある堂上・セツブンソウとセットで楽しみたいと思います。

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