横手の休日2・・・トップへジャンプ
堂上のセツブンソウ
 前山行    次山行    一覧    HOME

奥武蔵東端より縦走・・・日和田山から丸山へ_2012.05.12


関八州を越えてツツジ山へ5月も中旬となり日帰り遠征登山のシーズンも間近、、、奥武蔵や奥多摩の山々も仕上げの段階です。今日は、奥武蔵東端の日和田山から入山して稜線を西北に登り丸山まで至りました。

我街は多峯主山(とうのすやま)の麓を造成して出来た奥武蔵の中の町です。多峯主山へ登って西を見れば伊豆ヶ岳へ至る稜線(飯能アルプス)の山々、、、その向こうには奥武蔵主脈の山々(武甲・武川・大持・小持山等)が仰げます。そして北側を眺めれば木立より日和田山が立ち上り、その尾根は西に向かって徐々に高くなりツツジ山辺りでその先は隠れますが・・・尾根は丸山に至り外秩父の稜線と交わるはずです(カシミール3D参照)。
私はこの展望を何度も眺めるにいたり、丸山まで歩きたいと思うようになりました。。。そして今日がその日・・・日和田山から丸山まで縦走しました。北からは心地よい涼しい風、視界も良く今日は好コンディション、、辿りついた丸山から眺める奥武蔵主脈の山々は西日を浴びて新緑に輝いておりました(2012.05.12)。

ルートと実績 高麗駅(6:56)⇒日和田山登山口(7:10)⇒金刀比羅神社(7:26)⇒日和田山(7:33)⇒物見山(8:04)⇒北向地蔵(8:30)⇒スカリ山(8:47-50)⇒エビカ坂(9:01)⇒十二曲り(9:17)⇒諏訪神社(10:01)⇒顔振峠(10:16)⇒傘杉峠(10:40)⇒関八州見晴台・昼食(11:24-36)⇒飯盛峠(12:04)⇒飯盛山(12:11)⇒ブナ峠(12:26)⇒つつじ山(12:56-13:00)⇒刈場坂峠(13:07)⇒大野峠(13:45)⇒丸山(14:13-23)⇒県民の森・学習館(14:40)⇒芦ヶ久保道の駅(15.45)⇒芦ヶ久保駅(15:53)
1)歩行距離:約29.0Km
2)歩行時間:8時間57分(休憩・昼食含む)
3)累積プラス高度:約1921m
4)その他:単独

高麗駅より日和田山へ入山・・・物見山を経て北向地蔵(マップ1参照
日和田山頂物見山へ向かう道に咲くシャガ物見山頂・・・奥に一等三角点がある北向地蔵着・・・アヤメシャガ、オダマキ等が咲いています
今日は駅―自宅間往復の6kmが堪えそうなので高麗駅前の駐車場利用(@500¥)です。駅右側の踏切を進み水天の碑経由、高麗川を渡れば程なく登山口・・・日和田山に入山です。穏やかに登り鳥居を潜り、久しぶりの女坂(右側)を進めば南に大きく開けた金刀比羅神社着、まずは我街を眺めます。神社の裏へ回れば木立のピーク、、こちらは宝塔の置かれた日和田山頂、東側を遠望すると筑波山が確認できます。どうやら今日は視界が良さそうですね。
山頂を下り、緩やかに登り返し高指山の電波塔を見送ります。東屋を過ぎれば広い登山道となりシャガ等を眺めながら登れば物見山です。奥には一等三角点がありますが先を急ぎます。この先もアップダウンの少ない針葉樹林に囲まれた道です。道際にはナルコユリ等がひっそりと咲いています。そして林道を横切り登って右に回り込んで進めば北向地蔵に到着。。。アヤメ、オダマキ等を眺めて一息つきました。

顔振峠を越えて展望の関八州見晴台(マップ2参照)

スカリ山・・・山頂は狭いが上々の展望諏訪神社・・・今日はハイキング大会開催の様ですれ違うハイカーが増えて来た顔振峠着・・・茶屋で一息つくハイカーが沢山です関八州見晴台・・・本日一番の賑わいでした
スカリ山登山口へは林道(グリーンライン)を10分程歩きます。右側の杉に小さな標識があるので見落とさないように進みます。山頂手前には小さなピークがあり、その先の頂きがスカリ山・・・狭い山頂ですが丸太のベンチもあり西から北側が開け見晴しも上々です。これから向かう稜線上の奥には微かに電波塔が確認できます(写真では見えません)・・・あれは飯盛山でしょう・・・目標の丸山はまだ全然見えませんね。
山頂を西側に下ると再び小さなピークです。これを越えて小さな手作りの標識に従ってから回り込むようにトラバースして下って行くと登山道に降ります。鎌北湖へは右・・・これを見送って直進すれば直ぐにエビカ坂着、、ここも直進して尾根づたいに進みます。
尾根道は小刻みなアップダウンを繰り返し、時には一旦車道に出たり、送電鉄塔を潜ったりしながら少しづつ高度を稼ぎます。 そして黒山三滝への林道を横断して更に進めば諏訪神社に到着です。
今日はハイキング大会?・・・すれ違うハイカーがドンドン増えてきました。休まず進みその先のグリーンラインに出たら顔振峠へ歩きます。道際にはチゴユリが咲いてますね・・・そして顔振峠着。やはりハイキング大会の様で吾野駅から登って来るハイカーで茶屋は華やかです。
奥多摩の山々を眺め一息ついたら、グリーンラインを進み傘杉峠からは関東ふれあいの道に従い関八州見晴台を目指します。(途中、林道を横断したり、一旦グリーンラインに出る箇所があるので地図を参照下さい)。関八州はビックリするほどの賑わい・・・100名程!・・・名物の山ツツジも咲き始め展望も見事です。私もツツジや山々を眺めて昼食で一息です。そして進む北西の方向の稜線を眺めると遥か向こうに丸みをおびた山容の山・・・天辺に電波塔が見えます・・・あれが目指す丸山かな?標識し従いグリーンラインに沿って丸山を目指しました。

グリーンラインに沿って進みツツジ山・・・そして丸山へ(マップ4参照)
飯盛峠より飯盛山へ向かう橅(ブナ)峠・・・この先には展望の無い833mのピークがある刈場坂峠・・・北側の展望が綺麗です辿り着いた丸山の展望台
さて、関八州を北側に降りると直ぐにグリーンライン(GLと略)に合流します。スラリとしたサイクラーが風を切って進む道、花も結構ありました(紫ケマン白いケマン小さなハコベ)。
・・・がしかし、ここから刈場坂峠までのハイキング道は基本的にはGLをショートカットする単純なアップダウンが殆どでしたので、何度かパスしながら進みます。そして飯盛峠からは飯盛山(展望なし)を越え、橅(ブナ)峠からは833mのピーク(展望なし)を越えて進み、少々フラストレーションがたまった頃、左側にツツジ山登山道です。。ここは少々登りごたえがありましたが山頂は南側が大きく間伐され見晴らしが利きます。関八州からGLに沿って歩いて来た稜線大きな武甲山を木立から眺めて大きく一息をつきました。ツツジ山には南に下って正丸に至る道がありました(いつか歩いて見たい)。
ツツジ山を下ると、そこは刈場坂峠です。沢山のサイクラーやライダーが休んでおられました。ここからは堂平山と丸山が間近に見えました。もうすぐですので元気が出てきました!!休まず大野峠の標識に従ってハイキング道を進み、その先にあるカバ岳は以前登っている(展望なし)のでパスして林道歩きです。そして歩速を上げ大野峠到着、ここも休まず丸山への急階段を一気に登ってパラグライダー滑走場着。歩いたグリーンラインを眺めました。
さて、、、丸山へはもうすぐ、頂上近くの電波塔に向かって緩やかに登って行きます。道にはミツバツチグリヒトリシズカクサボケ?等々花も豊富です。頂上の展望台が見えてきましたね。展望台へ上って展望を眺めます。
丸山展望台より新緑の奥武蔵主脈を展望S
時刻は14時過ぎ。日差しは西に傾き奥武蔵主脈の山々の新緑を明るく照らしています!これは午前中では味わえない光景・・・綺麗に輝いていますこちら山名付き)。そして右に目を移していくと両神山・・浅間山・・・そして北には外秩父の稜線です。確かに丸山と繋がっていましたね。
さて、そろそろ帰路につきましょう。。県民の森・学習館経由で下山する道にはイカリソウマムシグサの仲間が咲いておりました。。今日は歩きと展望がメインでしたが花も沢山見られて満足でした。そして防火帯の道を下り果樹園の辺りまで来ました。武甲山が高くなってきましたね。茶屋の先からハイキング道に入って八重のヤマブキを見ながら下って行きます。すると程なく道の駅着。ここを通って奥の芦ヶ久保駅に上ります。ホームのベンチに15分座り、最後は車を停めた高麗駅まで電車に揺られました。

撮影した写真のアルバム
トップへ移動
類似地域の山行