日光・中禅寺湖の北に聳える男体山は浅間山と並んで我街からも一目で分かる山・・・円錐形の綺麗な山容が特徴です。今回はこの男体山に登り、帰路は戦場ヶ原へ立ち寄り赤沼まで歩きました。
当日は、梅雨の晴れ間となり山頂は沢山のハイカーで華やか。展望は西側方面の視界が利いて山々がパノラマでした。下山は志津小屋から林道を歩き
戦場ヶ原へ・・・見頃のワタスゲや山野草を眺めて終着点の赤沼に帰還しました(2012.06.23)。
ルートと実績
二荒山神社前バス停(7:57)⇒登山口(8:04)⇒三合目(8:33)⇒林道⇒四合目登山口(8:51)⇒八合目・瀧尾神社(10:19)⇒男体山(11:03-36)⇒志津小屋(13:13)⇒林道分岐(13:45)⇒光徳入口(14:47)⇒歩道分岐(14:49)⇒泉門池(15:14)⇒自然研究路⇒赤沼分岐(15:59)⇒赤沼茶屋(16:03)
1)歩行時間:8時間06分(休憩含む)
2)歩行距離:約21.2Km(eTrex30より)
3)累積高度:約1381m(eTrex30より)
4)その他:単独
5)ルートマップ参照
二荒山神社登山口より男体山頂を目指す
今日は赤沼Pに車を停めて
バスで登山口の
二荒山神社へ移動です。ワタスゲ等が満開の様で赤沼Pは何と!7時に満車です。
バス到着までに少し時間があったので戦場ヶ原を散策・・・
ワタスゲ(こちら
アップ)、
レンゲツツジ、
アヤメ、
ズミなどを眺めます。千手ヶ浜付近までは足を延ばせないので
クリンソウは赤沼茶屋プランターを眺めて我慢します。
二荒山神社にて入山料500円を
払いお守りと注意書きを頂き、奥の
登山口から入山です。緩やかな登山道から一旦林道を歩いて四合目から本格的な登山道です。。。
シロヤシオ?や
ベニサラサドウダンを眺めながら五合目を越えると大きな岩が増え始めて
ガレの急勾配となります。。時おり振り返っては
中禅寺湖を見下ろして息を整えながら進みます。
八合目を越えて登って行くとやがてガレの急勾配はおさまり
九合目に達します。樹木の密度が低くなり森林限界が近いことを感じます。すると一気に樹木を抜け、
視界の開けた赤茶色の滑りやすいザレ道です。疲れた足でこれを登って行くと、山頂の
奥宮と二荒山大神像のたつ山頂き付近が見えてきました。
山頂は好展望・・・志津登山口へ下山し戦場ヶ原を散策
山頂はハイカーで賑わっております。東側からはガスが上って見通せませんが、北側には
日光連山の山々が迫り、西側を見ると
パノラマの展望です(
こちら山名付き)。昼食を摂りながら展望したら西側の
太郎山神社付近の大きな岩に立って景色を楽しみます。最後は東側へ移動して
最高点を越えて一等三角点を確認、、北側に歩いて志津登山口へ下山です。
志津側への登山道は石と倒木と濡れた土のえぐられた段差の道が多く、また
崩落地帯が迫る道もあり慎重に下ります。植物は豊富で
ミツバオウレン、
ヒメイチゲ、
コミヤマカタバミ、
イワカガミ等が楽しめ、
群生したイワカガミは特に綺麗・・・1時間半程で
二荒山神社志津宮や志津小屋のある登山口付近に下山できました。
登山口から林道を歩くと直ぐに
志津乗越です。ここは駐車スペースがありますが当日は途中の林道が陥没だったので車はありません。
そしてここから戦場ヶ原歩道(歩道分岐点)までは、長い
長~い林道歩き・・・約1時間半はチョット飽きますね。
光徳入口付近の
歩道分岐から戦場ヶ原に入ります。木道を進むと自然研究路に至り、泉門池を経由して
赤沼方面へ向かいます。
戦場ヶ原は花が沢山咲いていましたネ。。。
キジムシロ、
ワチガイソウ、
ズダヤクシュ、
ツルコケモモ、
マイズルソウ、
イブキトラノオ?、
ウマノアシガタ、
ツマトリソウ、
カラマツソウ、
ハクサンフウロ、
グミ・・・散策しながら
赤沼に辿りつきました。
今回見かけた草花の一覧です。
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撮影した写真のアルバム
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