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中門ノ池より平ヶ岳を展望
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紅葉と大展望の火打山_2012.10.08


天狗の庭より火打山を展望長かった残暑も終わり、わが街のケヤキ並木も秋を僅かに感じられるようになってきました。そして、今日は「体育の日」、久しぶりの快晴に誘われ頸城三山最高峰の火打山(2462m)へ日帰り遠征してまいりました。
妙高高原の紅葉は美しいと聞いてはおりましたが真に絶品。火打山に登攀すれば紅葉の向こうには冠雪した北アルプス。そして頂上に立てば360度のパノラマは広がり数多くの名山を仰ぐことができました(2012.10.08)。

ルートと実績 笹ヶ峰・火打山登山口P(4:59)⇒黒沢橋(5:40)⇒富士見平分岐(6:52)⇒高谷池ヒュッテ(7:35)⇒天狗の庭(7:52)⇒火打山(8:57-9:30)⇒天狗の庭(10:22)⇒高谷池分岐(10:42)⇒黒沢池ヒュッテ(11:25-30)⇒富士見平分岐(12:09)⇒黒沢橋(13:09)⇒火打山登山口(13:43)
1)歩行時間:8時間44分(休憩含む)
2)歩行距離:約20.2Km(eTrex30より)
3)累積高度:約1500m(eTrex30より)
4)その他:単独
5)ルートマップ参照、カシミール3Dはこちら

絶品紅葉・・・高谷池と天狗の庭
笹ヶ峰登山口より早朝5時に入山高谷池手前にて冠雪した北アルプスを展望高谷池の紅葉と火打山天狗の庭の逆さ火打山
夜中3時間車を走らせて、早朝3時半に笹ヶ峰登山口駐車場に着け休憩します。夜空には沢山の星が瞬き半分欠けたお月さんが薄らと頭上から照らします。どうやら天気は期待できそうです。
既に数人のハイカーが先発する中、私もヘッドライトを灯して登山口より5時に入山。緩やかな勾配の樹林帯の木道を歩み始めます。
40分ほど進むと黒沢橋にさしかかります。すでに日の出は過ぎた模様ですが、まだ日ざしは届かず薄暗い中、十二曲りの木道の急な勾配を登ります。その先は更に勾配が増し、木々などを両手で掴んで乗り越える場面もありますが、木々の間からは北アルプスの山なみがこぼれ期待が膨らみます。
入山から2時間弱、、勾配がおさまると富士見平分岐です。ここは左の火打山への道を選ぶと朝陽があたり始めた鮮やかな紅葉の道、前方の黒沢岳を左に巻くように進むと左手に火打山がお出ましになります。この辺りは泥濘が多いですが左に回り込んで緩やかに登り返していくと左に北アルプスの絶景が広がり、足元にはリンドウ、そして前方には三角屋根の高谷池ヒュッテです。
ヒュッテの先には高谷池の紅葉と火打山の光景が広がり、その先の妙高山への分岐を見送って池を右に回り込んで行くと、ナナカマドの真っ赤な紅葉。さらに小さな岩場を登って御花畑を進めば天狗の庭、ここでは逆さ火打山の絶景、なんと素晴らしい光景がつづくのでしょうか!

大展望の火打山
火打山登攀途中・・・天狗の庭と妙高山山頂の大展望を楽しむ大勢のハイカー天狗の庭から先は火打山への登りです。標高にして300m強あり少々辛いですが、天狗の庭と妙高山、北アルプスそして上信越方面のの山々を眺めながらの約1時間です。 そして絶景を楽しむ沢山のハイカーで賑わう火打山の山頂へ到達。そこには30座に迫る名だたる山(百名山)を一挙に眺める360度パノラマが広がりました。
火打山頂の展望北アルプス~浅間山
 上記パノラマは妙高山右側に広がる北アルプス~浅間山大展望(拡大山名付き八ヶ岳付近さらに拡大)。そして妙高山左側には上信越方面の山々(こちら山名付き)、さらに北側に目を移せば糸魚川市街と日本海が見下ろせました。

帰路は黒沢池経由で笹ヶ峰登山口へ帰還
茶臼山を越えて妙高山、外輪山そして黒沢池を展望富士見平分岐に戻ってきた黒沢橋・・・緑がまだ濃いです木道のつづくブナ林の道
帰路は高谷池分岐まで戻って妙高方面に向かいます。緩やかに登り返して茶臼山を越えると外輪山を従えた妙高山と黒沢池を見下ろすことができます。左手に下って行くと紅葉の黒沢ヒュッテ、、この紅葉の鮮やかさは何と表現すれば良いのだろう?
ここには妙高山への分岐がありますが往復するほどの時間も体力も無いので素直に黒沢池の湿地帯にそって富士見平分岐に向かいます。分岐より先は朝登ったルー。早朝で叶わなかった黒沢橋紅葉前のブナ林の道などの景観を堪能しながらゆっくりと笹が峰の登山口へ下山しました。

今日の山やルートは良かったけれど、それ以上に天候・視界そして季節(紅葉)が素晴らしかった。これだから山歩きはやめられない・・・そう思える、ほんと、充実した一日でした。

撮影した写真のアルバム
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