横手の休日2・・・トップへジャンプ
雪の雲取山・・・山頂避難小屋を見上げる
 前山行    次山行    一覧    HOME

赤城山(黒檜山と駒ケ岳)...冬山入門その2_2014.01.16


黒檜山山頂・・・背後には筑波山から日光連山の風景が広がる 今週は赤城山最高峰の黒檜山と駒ケ岳へ登りました。気温は大変冷え込んでおり稜線では10m前後の強風にさらされましたが、終始日差しが注ぐ快晴に恵まれます。
雪雲に隠れた上越国境の谷川連峰や尾瀬の山々以外は、とても視界が良く、日光連山、筑波山、富士山、秩父山塊、南アルプス、八ヶ岳連峰、北アルプス等の展望が広がり、このパノラマを眺めながら黒檜山から駒ケ岳の稜線を爽快に歩きました(2014.01.16)。

ルートと実績 黒檜山登山口駐車場(8:23)⇒黒檜山登山口(8:29)⇒黒檜山(9:53)⇒黒檜山展望ポイント(10:01-04)⇒御黒檜大神(10:11)⇒駒ケ岳(10:49)⇒駒ケ岳登山口(11:23)⇒黒檜山登山口駐車場(11:42)
1)歩行時間:3時間19分(休憩含む)
2)歩行距離:約6.5Km(eTrex30より)
3)累積高度:約700m(eTrex30より)
4)その他:単独
5)ルートマップ表示

黒檜山展望ポイントより西側の展望・・・大きな浅間山、そして八ヶ岳や北アルプスも展望できた前夜の天気予報で一日中晴天を確認したら早朝6時前に家を出発し関越道で北を目指します。大沼手前の標高1200m付近電光板の-10度の表示を眺めたら程なく赤城神社のすぐ先にある黒檜山登山口駐車場に到着です。
駐車場には先行の単独ハイカーが準備を整えており早々に出発していきました。私も新調した12本歯アイゼンを履き装着具合を最終確認し、黒檜山登山口へ向かいます。ここの登山道はゴロ岩の急勾配でしたが、今は硬くしまった雪の斜面です。ひと登りすりと狭い稜線に到達し、凍結した大沼と地蔵岳大きく展望出来ます。この狭い稜線は右手が大きく切れ落ちており、時折吹きつける左手からの強風や大きな勾配でバランスを崩さぬように慎重に進みます。そして小稜線を1時間ほど登ると勾配が緩やかになり地蔵岳が低く見える様になって来ました。すると程なく黒檜山直下の主稜線に達し、ここを北に進み黒檜山頂を越えて黒檜山展望ポイントに進みます。谷川連峰などの北の山々は雪雲に隠れますが、東の日光連山方面(こちら山名付き)や西の浅間山・八ヶ岳(こちら山名付き)は展望良く容赦なく吹き付ける北風に震えながら、パノラマの展望を楽しみました。
御黒檜大神を越えて黒檜山の南斜面を下り駒ケ岳へ・・・富士山を中心にパノラマ絶景が広がる檜山展望ポイントから黒檜山頂に戻ったら、駒ケ岳を目指し主稜線を南下開始です。すると直ぐに鳥居のある御黒檜大神へ到着・・・目の前の視界が一気に開けて正面には富士山がお出ましになりました。
この素晴らしい展望を眺めながら眼下の駒ケ岳へ向けて斜面を爽快に下ります(斜面途中の展望、、こちらは山名付き)。そして大タルミまで一気に下り振り返ると30分前に立っていた黒檜山がとても高く見えますね。ここより駒ケ岳への穏やかな登り返しとなり、ダケカンバ茂る道を進むと15分足らずで駒ケ岳山頂に到達しました。山頂付近は突風の様な強風で、舞い上がる雪が頬に容赦なく当たりいたたまれません。背を低くして切れ落ちた直下の狭い尾根を下り、尾根が穏やかになると目の前には長七郎山と小沼が見えてきました・・・爽快な稜線歩きも終焉が近いですね。暫くすると右側に雪に埋もれた鉄階段があり、ここから稜線を下ると20分程であっけなく駒ケ岳登山口へ下山しました。あとは、大沼沿いの車道を北に歩き、赤城神社の先にある黒檜山登山口駐車場に戻りました。

雪山初心者コースと検索すると赤城山(黒檜山・駒ケ岳)がヒットします。標高差や標準時間は先週の雲取山に比べると半分以下ですが黒檜山登山口からの勾配はややキツイので技術レベルとしては雲取山より高いと感じました。Webなどでは6本歯の軽アイゼン以上を推奨していましたが、私は雪山初級者なので前歯のある12本歯アイゼンを選びました。このアイゼンを履いたので、やや勾配のある硬めの斜面でも安定して登ることが出来たと思いました。

撮影した写真のアルバム
トップへ移動
類似地域の山行