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室堂より立山を仰ぐ
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金峰山・国師ヶ岳・北奥千丈岳...大弛峠より_2016.07.06


富士・五丈岩・南アルプス@金峰山頂梅雨の晴れ間を狙って標高2360mの大弛峠を起点に金峰山、国師ヶ岳、北奥千丈岳(奥秩父山塊最高峰)を歩くことにする(2016.07.06)。

ルートと実績大弛峠(8:41)⇒朝日峠(9:11)⇒朝日岳(9:41-45)⇒金峰山・五丈岩(10:35-11:21)⇒朝日岳(12:22-27)⇒朝日峠(12:56-13:03)⇒大弛峠(13:28)⇒前国師岳(14:06)⇒国師ヶ岳(14:16-22)⇒北奥千丈岳(14:33-42)⇒前国師岳(14:51)⇒夢の庭園⇒大弛峠(15:21)
1)歩行時間:6時間40分(休憩含む)
2)歩行距離:約11.7Km(eTrex30より)
3)累積高度:約1000m(eTrex30より)
4)その他:単独
5)ルートマップ参照

予てより奥秩父山塊最高峰の北奥千丈岳(2601m)と国師ヶ岳に行きたいと思っていた。大弛峠が起点だが、2時間程度で往復可能なので、奥秩父盟主の金峰山まで足を延ばしたい。天気が良ければ心地よい展望歩きになることだろうが・・・。。 大弛峠までは圏央道・中央道の利用が最も早いが、早朝なら秩父経由で雁坂トンネルを利用してもさほど変わらない。それでも3時間半の運転を強いられる。金峰山のみなら瑞牆山荘登山口の方がアクセスが早い。

大弛峠の駐車場 自宅を発ってから終始どんよりとした雲に覆われていたが、幸運にも・・・林道を進み標高を上げると頭上は青空に変わり程なく大弛峠(標高2360m)に到着した。 小綺麗なトイレが完備された駐車スペース(舗装部)は既に半分以上埋まっている。やや強い風もアブやコバエが負けじと、まとわりつくので早々に準備して峠の 金峰山登山口より歩き始めます。

金峰山@朝日岳 早々に100m程標高を稼ぐと 立ち枯れが目立つ尾根道となります。 朝日峠のケルンを過ぎると緩やかに登り返して、見晴らしの良い岩稜に出ます。やや霞んでいますが 雲海からは富士山が美しく聳え立ち、 振り返ると甲武信ヶ岳~国師ヶ岳・北奥千丈岳が良く見えます。そして更に100m程登ると ベンチの置かれた朝日岳へ登頂・・・ここまで1時間ほど、、 美しい金峰山と五丈岩がクッキリです。

金峰山頂はすぐそこ@賽の河原 朝日岳からはガレバを下って再び樹林帯です。鉄山を右に巻くように穏やかに登っていくと30分程で再び森林限界を超え、そこは 賽の河原・・・金峰山はすぐそこです大きな岩を潜って 山標柱を見送り、大きな岩をつたって五丈岩際へ・・・ 五丈岩を見上げ瑞牆山を眺め、 行きかう雲々を楽しみます。今日は思った以上の天気で山頂はとても気持ちよく、、少し長居をしてしまいました。最後に山頂付近から 富士・五丈岩・南アルプスの光景を眺めたら大弛峠へ引き返します。

富士・南アルプス・金峰山@朝日岳朝日岳まで戻ると雲が吹き払われて 南アルプスも展望できるようになりました。数分間でしたが展望が叶い幸運でした(こちら 南アルプス付近のクローズアップ)。

国師ヶ岳山頂 大弛峠まで下山したら林道を横断して 大弛小屋奥から国師ヶ岳・北奥千丈岳へ向かいます。登山道は勾配がありますが、大半は木道・ 木段なので大変歩き易いです。前国師岳手前まで登っていくと 北奥千丈岳が迫りますが、まずは縦走路上の国師ヶ岳に向かいます。 山頂には一等三角点が置かれ南側の展望が開けます。

奥秩父縦走路の山々@北奥千丈岳 北奥千丈岳へは一旦戻って分岐を左に行けば10分程です。ここは奥秩父の最高峰だけあり、見晴らしがよく、午前中に登った金峰山から 奥秩父縦走路に連なる山々が一望できます( 国師ヶ岳~雲取山拡大)。南アルプスの展望は叶いませんが。 金峰山国師ヶ岳甲武信ヶ岳・木賊山雁坂嶺・雁坂峠雲取山等を目を凝らして遠望、下山は途中より 夢の庭園を下り、大弛峠へ戻りました。
今日はここまでの展望は期待しておらず、思いのほか満足な山歩きとなりました。大弛峠は林道運転がかなり長いですが、峠から2時間ほどで金峰山の頂に立てるのは魅力的ですね。次回は紅葉の時期に連れを誘って訪れたいものです。

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