横手の休日2・・・トップへジャンプ
白馬岳からの展望
 前山行    次山行    一覧    HOME

真夏の鳥海山_2018.07.30


鳥海湖・御浜と日本海、庄内平野、月山 今週はカミさんの実家へお供。三度目の鳥海山登頂の機会が訪れた(2018.07.30)。

ルートと実績 鉾立・象潟登山口(4:58)⇒賽ノ河原(5:55)⇒御浜(6:21-27)⇒御田ヶ原・扇子森(6:43)⇒御田ヶ原分岐(6:53-54)⇒七五三掛(7:12)⇒文珠岳(7:55)⇒伏拝岳(8:30)⇒行者岳(8:42)⇒七高山(9:11-12)⇒新山(9:45-52)⇒御室(10:10-31)⇒千蛇谷⇒七五三掛(11:32)⇒御田ヶ原分岐(12:00)⇒鳥海湖⇒御浜(13:01)⇒賽ノ河原(13:22)⇒鉾立・象潟登山口(14:15)
1)歩行時間:9時間17分(休憩・昼食含む)
2)歩行距離:約18.0Km(AMBIT3 PEAKより、沿面)
3)累積プラス高度:約1500m(AMBIT3 PEAKより)
4)カメラ:α7R3+FE24-105mmF4、KP+DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM
5)その他:単独
6)ルートマップ参照

鳥海山へは2013年8月、2016年6月に登頂を果たしている。 前者は湯の台口より大雪渓を越え、後者は鉾立より鳥海湖を越えて・・であった。
今回も鉾立から。目が眩むほどの強い日差しの中、真夏の花々と大展望を眺めながら外輪山を登り最高峰の新山に立った。下山は千蛇谷を下り、鳥海湖畔まで歩く。後半は熱中登山となったが、真夏の鳥海山を存分に楽しんだ。

鉾立から外輪山へ
日本海と男鹿半島 大きな鉾立の駐車場を早朝5時に歩行開始。 展望台からは鳥海山が良く見える。標高は1500m程だが既に高い樹木は無く展望がきく。日本海北側を眺めると朝焼けが微かに残る男鹿半島が確認できる(写真上)。日本海南側には 酒田港を確認。
チングルマの群生@賽ノ河原 賽ノ河原のチングルマの群生(写真右)。もう少し早ければ一面に咲いていたかな。。
鳥海湖 一時間半ほどで御浜着。鳥海湖超しに、月山、庄内平野、日本海を望む(写真上・・クリックでパノラマが開きます)。
タカネアオヤギソウヤマハハコ
トウゲブキハクサンシャジン
御浜辺りから夏のお花。。タカネアオヤギソウ、ヤマハハコ、トウゲブキ、ハクサンシャジン(写真上4枚)が沢山咲きだす。
ミヤマトウキが沢山ミヤマリンドウ
チングルマの穂ヨツバシオガマ
トウウチソウホツツジ
コバイケイソウ@七五三掛 扇子森を穏やかに越え、さらに沢山のお花を鑑賞しながら歩き、七五三掛(しめかけ)に辿り着く(写真上7枚)。
振り向いて日本海方面 千蛇谷へ下る道を見送って外輪山へのルートを進む。振り向くと、、越えてきた穏やかな稜線の先に日本海が広がっていた(写真上・・・クリックでパノラマが開きます)。

外輪山・・・最高峰の七高山へ
お花咲く外輪山コースを進む ハイマツとお花咲く外輪山を進み高度を上げていく(写真上)。
イワブクロチョウカイフスマ
東北以北に咲くイワブクロ(写真左上)、固有種のチョウカイフスマ(写真右上)。
新山方面@行者岳付近 外輪山を行者岳付近まで進む。猛々しい新山と直下の御室が迫って来た(写真上)。足元にはミヤマダイモンジソウ、ハクサンフウロ、 ホソバイワベンケイ、イワギキョウ、 ウサギギクチョウカイアザミ等々豊富。
御室と新山 御室と新山(写真上)。
登って来た外輪山 登って来た外輪山と千蛇谷(写真上)。
御室と新山 外輪山最高峰の七高山手前より(写真上)。へばり付くように建つ御室が印象的。
御室・新山と外輪山@七高山 七高山着。新山のピークに登山者が立っている。左に見える緑の外輪山が対照的。さて、少し戻って外輪山を降りて新山へ向かおう。

新山へ
七高山を見上げる 外輪山を御室側下って見上げる(写真上)。先ほどまで歩いていた外輪山には沢山の登山者います。
目指す新山のピーク直下
鳥海山(新山)登頂両手で大きな岩を登り、乗り越えて新山(鳥海山)のピークに立つ(写真上3枚)。
酒田方面@鳥海山 酒田港方面(写真上)。
下りはここの岩をすり抜ける@鳥海山 下りに通過する岩の割れ目(写真上)。背後には月山と庄内平野。
七高山@鳥海山(新山) 外輪山最高峰の七高山(写真上)。
御室へ、、岩場を下る御室より下った岩場を眺める
大きな岩の斜面を下って御室へ、、背後には外輪山が連なる(写真左上)。御室へ下って新山を仰ぐ(写真右上)。

千蛇谷・鳥海湖、、下山
千蛇谷を下る 御室で軽食をとったら下山開始。左手の外輪山を仰ぎながら千蛇谷を下る(写真上)。
千蛇谷にガスが迫る 千蛇谷中腹より振り返る(写真上)。ガスが上がって来た。
雪渓より千蛇谷・山頂方面 千蛇谷終盤に残る雪渓より新山方面を仰ぐ(写真上)。擂鉢のような千蛇谷は風が通らず非常に蒸し暑かったが、ここは涼しく生き返った。
お花いっぱいの登山道@御田ヶ原分岐へ 七五三掛を下って御田ヶ原分岐へ向かう。登山道際の斜面には夏のお花が咲き乱れている(写真上)。 ニッコウキスゲトウウチソウ等も咲いていて目を引きますが、一昨年登った時に、この辺りに咲いていたヒナザクラは終わってしまったようだ。諦めきれず、、御田ヶ原分岐から鳥海湖へ下る。
チョウカイアザミギボウシとナツアカネ
トウゲブキミヤマトウキ
夏のお花が元気に咲き誇ります(写真上4枚)。
振り返り新山を仰ぐ 振り返り外輪山と新山(写真上)。ガスに遮られると思ったが何とか見えている。
笙ヶ岳方面 前方に鍋森や笙ヶ岳が迫って来た(写真上)。ニッコウキスゲが僅かに咲く。
鳥海湖より新山
同上 鳥海湖から新山・外輪山方面(写真上2枚)。
イワショウブキンコウカ
イワショウブとキンコウカ(写真上2枚)。
雪渓越しに鳥海湖と新山 御浜へ戻る稜線より(写真上)。
コオニユリかな?イワイチョウ コオニユリとイワイチョウ@御浜(写真上2枚)。
チングルマ@賽ノ河原イワカガミ
賽ノ河原まで下って・・・チングルマとコイワカガミ(写真上2枚)。あとは、ゆっくりと 鉾立へ下りました。

今日は、日差しがとても強く、登る途中で見上げる新山や外輪山が今までになくギラギラしていた。外輪山は心地良かったが、千蛇谷からの下りは非常に暑かった。麓の酒田では36℃とか。。夏のお花は沢山咲いていたがヒナザクラには遅かった。湯の台ルートなら雪渓がたくさん残っていたから咲き残っていたかも。。。明日の月山で出逢えることを期待しよう。

撮影した写真のアルバム
トップへ移動
類似地域の山行