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絶景の奥穂高山頂
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常念岳と蝶ヶ岳...三股より_2018.08.22


常念岳、大天井岳、燕岳、後立山の山々@前常念岳 秋の山行に備えて気合を入れ直して歩きました(2018.08.22)。

ルートと実績...三股駐車場を起終点として算出 三股駐車場(5:07)⇒三股登山口(5:19)⇒常念岳・蝶ヶ岳分岐⇒尾根出合(7:12)⇒森林限界・梯子(7:52)⇒前常念(8:52-55)⇒主稜線出合(9:45)⇒常念岳(9:55-10:30)⇒2512mピーク(11:35)⇒2592mピーク(12:12-14)⇒蝶槍(13:11-15)⇒横尾分岐⇒瞑想の丘(13:48)⇒蝶ヶ岳(13:55-57)⇒蝶ヶ岳ヒュッテ(14:05-09)⇒まめうち平(15:42)⇒三股登山口(16:37)⇒三股駐車場(16:47)
1)歩行時間:11時間40分(休憩・昼食含む)
2)歩行距離:約20.0Km(AMBIT3 PEAKより、沿面)
3)累積プラス高度:約2150m(AMBIT3 PEAKより)
4)カメラ:α7R3+FE24-105mmF4
5)その他:単独
6)ルートマップ参照

<林道崩落>
三股駐車場は手前700m付近で林道が崩落したため車両は通行できません(歩行者通行可)。崩落地点手前100m付近の臨時駐車場に車を停めて三股登山口に向かう必要があります(三股駐車場よりも10~15分程度余計に歩く必要があります)。

台風20号が迫ってきますが甲信越の天気は良さそうです。今シーズン歩きたいと思っていた常念岳と蝶ヶ岳を三股から周遊します。
今日は一時期の猛暑を思い出すほどの暑さで、太陽がギラギラしてます。モクモクと雲が上がってきますが風に乗ってゆっくりと流されて消え・・・山々の展望はまずまず。槍や穂高にかかる雲はなかなか吹き払われませんでしたが、常念岳で粘っていると少しずつ払われていきました。常念岳と蝶ヶ岳間の稜線は結構なアップダウンで堪えましたが、何とか歩き切れました。

三俣より前常念岳へ
三股駐車場通過三股登山口 三股駐車場・・林道の崩落のため、この駐車場は利用できません(写真左上)。三股登山口着(写真右上)。橋を渡って前常念岳・常念岳へ向かいます。
前常念岳を見上げる 標高差700mの尾根へ延々と急登。尾根からは穏やかになり、やがて・・・頭上が開け出し背の低くなった木々越しに前常念岳が見えてくる(写真上)。
高低差300mの岩の斜面 梯子を上ると森林限界。ここからは岩と砂礫の標高差300mの急斜面(写真上)。苦しくも気持ちよい登り。
ガスが上がり流れていく ガスが涌いては流れゆっくりと消えていく。雲に遮られないと視界は良く信越の山々が良く見える(写真上)。目を凝らせば薄っすらと男体山、皇海山も・・
穂高が見え隠れ 常念岳―蝶ヶ岳の主稜線のガスが払われ出し穂高岳が見え隠れ(写真上)。
前常念岳直下の避難小屋 斜面を登り切ると直下の避難小屋(写真上)。
前常念岳・・・一等三角点があります 一等三角点の前常念岳着(写真上)。左奥には高々と常念岳が聳え、 右側には大天井岳や後立山の山々が展望できる(こちら 拡大山名付き)。左には常念岳登頂後に向かう予定の 蝶槍と蝶ヶ岳

常念岳へ
左奥に高々と常念岳 高々と常念岳(写真上)。勾配は少ないですが大きな岩を乗り越え、展望の繰り返し・・・なかなか進まない。
振り返り前常念岳 振り返り、、前常念岳から歩いた岩稜(写真上)。背後には松本盆地、浅間山、、八ヶ岳が見え隠れ。
主稜線出合へ・・・槍はガスで見えない 主稜線の道が見えてきた。槍ヶ岳はガスに遮られている・・・残念(写真上)。
常念岳へ 登山口より4時間35分程、、常念岳へ二度目の登頂(写真上)。 槍や穂高のガスは払われそうなので10時半まで山頂で粘ることにしよう。
槍穂高連峰@常念岳
槍~大天井岳@常念岳
大天井岳、立山・剱、針ノ木岳@常念岳 雲は多いながら穂高・槍から立山・剱、燕岳辺りまでの展望が開けた(写真上3枚)。
こちらは山名付きパノラマ
八ヶ岳連峰@常念岳 八ヶ岳連峰は手前の雲が吹き払われない(写真上)。右側には富士山や南アルプスが聳えるが前常念岳付近でわずかに見えた程度カメラにはおさめられなかった。
右下に前常念岳@常念岳 前常念岳から歩いてきた岩稜(写真上)。
そろそろ主稜線を南下しましょ そろそろ10時半になります。主稜線を南下して蝶槍・蝶ヶ岳へ向かいましょ(写真上)。

常念岳から蝶槍へ
さらば常念岳 10時30分、賑わう常念岳山頂を後にする(写真上)。
下って来た斜面を振り返る 20分程下って振り返る(写真上)。前常念岳への斜面と同様の岩と砂礫の急斜面。
2512mピークと穂高岳 常念岳より標高差400m近く下って2512mピークへ小さく登り返します(写真上)。
2512mピークへの登り返し 2512mピーク。学生さんらしきグループが大きなザックを背負ってゆっくり登っている(写真上)。今日は蝶ヶ岳ヒュッテでテン泊かな。
2512mピーク直下より雄大な常念岳 2512mピークより・・・常念岳が大きいです(写真上)。
右手には槍穂高連峰 2512mピークを越えて、、槍穂高を右手に眺めながら樹林帯へ下る(写真上)。
鞍部に下るとナナカマドの実オヤマリンドウ
サラシナショウマオオヒョウタンボクの実 先週は冷え込んだようで、夏のお花は目立たない。額や顎から流れ落ちる程の大汗ですが夏の終わりを告げているようです。
蝶槍@2592mピーク 2592mピークまで登り返すと蝶槍が見えてきた。右奥には乗鞍岳と御嶽山が確認できます(写真上)。
ウメバチソウトリカブト 道際にはウメバチソウやトリカブトが元気に咲いてます(写真上)。
蝶槍を仰ぐ・・・ どんどん下って、、蝶槍が高々と聳えます(写真上)。
槍ヶ岳@蝶槍直下 蝶槍への標高差200m近い登り返しは、完全にガス欠状態でした。何とか森林限界を超えると槍ヶ岳の展望が開けます(写真上、写真クリックでパノラマが開きます)。
蝶槍へ 蝶槍が目前です(写真上)。
常念岳@蝶槍 常念岳より2時間40分を要して蝶槍へ到着。歩いてきた主稜線を眺めます(写真上)。ここで一息入れる予定でしたが、先ほど道を譲っていただいたツアーの団体さんが登ってきますので、蝶ヶ岳へ向かいましょ。

蝶ヶ岳・・・そして下山
越えてきた蝶槍 越えてきた蝶槍(写真上)。
蝶ヶ岳の三角点 蝶ヶ岳の三角点(写真上)。背後には浅間山と四阿山。
蝶ヶ岳が近づてきた 穏やかな蝶ヶ岳への稜線(写真上)。二重稜線かな?
槍穂高@瞑想の丘歩いてきた常念岳方面@瞑想の丘 方位盤の置かれた 瞑想の丘に到着。穂高・槍・常念岳を展望(写真上)。
蝶ヶ岳からの風景 13時55分、蝶ヶ岳山頂に辿り着く。ガスに遮られることなく周囲の山々が良く見える(写真上、、、写真クリックでパノラマが開きます)。
今日は2.5リットルの水分を担いできたが、思った以上の大汗で既に2リットル以上飲み干した。蝶ヶ岳ヒュッテにて1リットルの水を補給します。
ハクサンフウロサンカヨウの実 14時09分、蝶ヶ岳ヒュッテを後に、蝶ヶ岳新道にて三股へ下山開始。 歩きにくい下り坂ですがコケない様にゆっくりと、お花などを探しながら歩みますがお花はわずかです(写真上2枚)。
下山途中に常念岳・前常念岳を見上げる 木々間より仰ぐ常念岳と前常念岳(写真上)。
蝶沢通過ゴゼンタチバナの実 蝶沢通過(写真左上)。歩きにくい急斜面もこの辺りから木段が整備される。ゴゼンタチバナも赤い実を付けてます(写真右上)。
まめうち平ゴジラ マメウチ平通過(写真左上)。ゴジラみないな木(写真右上)。
三股登山口崩落点を通過 三股登山口着(写真左上)。暗くなる前に辿り着けて良かった! 三股駐車場を越えて林道崩落地点を通過します(写真右上)。車を停めた 臨時駐車場はすぐ右側です。

歩きたいと思っていた北アルプスの周遊ルートを歩き切れて良かったです。総時間は11時間40分。とても暑い一日で結局、水分は3リットル消費した。
次は白馬三山を狙いたいが脚力・持久力が足りないかな。。秋は未踏の3000m峰を狙いたいので来年?

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