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都心の朝焼け@多峯主山
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滝子山・大谷ヶ丸...景徳院より_2020.11.30


富士山を展望@滝子山
秀麗富嶽十二景の未踏の頂を巡る山行は3連続です。今回は大菩薩連嶺最南端の滝子山です(2020.11.30)。

ルートと実績 景徳院駐車場(7:31)⇒氷川神社(7:42)⇒大鹿山(8:57)⇒大鹿山・景徳院分岐(9:02)⇒曲り沢峠(9:11-12)⇒笹子駅分岐(9:21)⇒滝子山・笹子駅分岐(10:12)⇒鎮西ヶ池・白縫神社(10:17)⇒滝子山(10:25-42)⇒滝子山三角点(10:46)⇒鎮西ヶ池・白縫神社⇒滝子山・笹子駅分岐⇒アモウ沢乗越⇒大谷ヶ丸(11:42-55)⇒コンドウ丸(12:28)⇒曲り沢峠(12:41-42)⇒大鹿山・景徳院分岐(12:50)⇒景徳院⇒景徳院駐車場(13:41)
1)歩行時間:6時間10分(休憩含む)
2)歩行距離:約16.0Km(沿面)
3)累積高度:約1245m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R4+TAMRON35mmF2.8,α7R3+TAMRON70-180mmF2.8
5)その他:単独
6)ルートマップ参照

冬の展望の良い日に陣馬山から西を眺めると権現山や扇山の背後に大菩薩の山々が連なる(2016.12.17_陣馬山頂からの展望)。この長い稜線の最南端に聳える滝子山は大変目立つ。今年度は牛奥ノ雁ヶ腹摺山に登り滝子山まで縦走しようと思っていたが今の体力では無理がある。今回は景徳院から滝子山へ登頂する計画を立てた。

景徳院から滝子山へ
防獣フェンスのゲート付近にて・・・南アルプスが見えた
登りは大鹿峠へ向かうルートを歩きます。「大鹿峠」の標識に従い歩き始めると民家の敷地内?の先に防獣フェンスのゲートがありました。今日は良い天気のようで民家の先に南アルプスが展望できました(写真上)。
氷川神社を見送り山中へ
鳥居をくぐって進むと氷川神社です(写真上)。針葉樹林帯をひと登りすると、その先はほぼ広葉樹林帯の尾根道です。尾根に沿って送電線が通っているため何度も鉄塔を越えながら高度を上げていきます。落ち葉でフカフカなので小ピークを巻くトラバース帯(確か1ヵ所)は注意です。
大鹿峠手前でお坊山からのルートと合わさり大鹿峠を見送るように左に折れて大鹿山へ向かいます。ここまで登ると日差しを遮るものがなくなり広葉樹林が一層綺麗です。樹林越しに僅かですが滝子山のピークが確認できます。
曲り沢峠
大鹿山は巻くこともできましたが斜面の落ち葉が少なかったので越えました。その先のオッ立を北側にまくと平坦な曲り沢峠着(写真上)。ここは右側の笹子駅側に進みます。
木々間より富士山
笹子駅への分岐を見送って滝子山へ向かうと木々間から富士山が望めました(写真上)。今日は綺麗な富士山が展望できそうです。
すみ沢沿いを進む
沢の音が近づき砂地帯を越えると、すみ沢に沿って進みます(写真上)。すみ沢はとても綺麗ですね、最後は小さくなった沢を渡渉して離れます。
美しい防火帯
沢を離れて穏やかに登っていくと、樹林の綺麗な広い防火帯に出合います(写真上)。
防火帯より振り返ると八ヶ岳が見える
防火帯は大菩薩連嶺の縦走路まで続きます。手前で振り返ると八ヶ岳連峰が良く見えました(写真上)。
白縫神社
縦走路を右に歩くと滝子山の直下です。小さな白縫神社(写真上)が祀られ、傍らには湧水があり、、ここが鎮西ヶ池と思われます。

滝子山(秀麗富嶽十二景 4番山頂)の展望
高々と富士山@滝子山
景徳院より2時間50分程で滝子山に辿り着く。山頂は幅4m、奥行き15m程でしょうか。北側と南側が大きく開けて好展望です。
南側は標高差1000mの眼下に笹子の街が見え、ここより立ち上がる山々の先に高々と聳える富士山・・・素晴らしい景色(写真上)。
富士山の右側には御坂山地の山々が展望できます
高川山、九鬼山、丹沢山塊@滝子山
富士山の左には杓子山や御正体山、、更に左側には先週登った高川山・九鬼山や丹沢の山々です(写真上)。
大谷ヶ丸・ハマイバ丸・黒岳@滝子山
北側正面には、大菩薩南側の山々、、大谷ヶ丸・ハマイバ丸・白谷ノ丸・黒岳(写真上)。
雁ヶ腹摺山の左奥に雲取山@滝子山
大菩薩稜線の右側には雁ヶ腹摺山(写真上)、左奥の山は雲取山ですね。更に右側には石尾根の山々奥多摩三山です。

大谷ヶ丸の左奥に甲武信ヶ岳(写真上)、国師ヶ岳・金峰山
八ヶ岳連峰@滝子山
更に左には八ヶ岳連峰(写真上)。

大谷ヶ丸経由で景徳院へ下山
大谷ヶ丸に向かう途中の樹林帯
滝子山を下って大菩薩連嶺の縦走路を北へ進み大谷ヶ丸に向かいます。道は穏やかなアップダウンの広葉樹林の道です(写真上)。冬枯れですので明るくて気持ち良く歩けます。
大谷ヶ丸の山頂
滝子山から1時間にて大谷ヶ丸に到着(写真上)。ここは樹林帯に囲まれてますが落葉しているので木々間から北岳甲斐駒ヶ岳が展望できました。
高々と大谷ヶ丸
大谷ヶ丸直下の下りは落ち葉が多くスリップ注意。右に回り込むように下ると穏やかになり大谷ヶ丸が高々と仰げます(写真上)。その先も下りにくい箇所はなくコンドウ丸を経て曲り沢峠へたどり着きます。
景徳院の山門
登りと同様にオッ立を巻いたら大鹿山の手前の分岐から景徳院に下ります。分岐からすぐに100m程高度を落とすと、明るく穏やかな歩きやすい尾根道です。分岐より50分程で景徳院に下りました(写真上)。

滝子山の山頂は狭いですが高度感があり心地よかったです。南アルプスは木々に隠れますが北と南側の展望がとてもよく思っていた以上の展望でした。本山行は滝子山の山頂以外は展望に乏しいですが、登山道は広葉樹林やカラマツが殆どでブナなどの美しい木々も多い、すみ沢、防火帯に広い道等々、静かで楽しい歩きが出来て満足な山行でした。

撮影した写真のアルバム
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