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奥多摩の山々と富士山@三ッドッケ
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富田新道...雲取山往復_2021.05.04


吊橋へ・・新緑の急斜面を下り振り返る
富田新道が再開しました。このルートで八丁橋から雲取山を往復(2021.05.04)。

ルートと実績 八丁橋(5:43)⇒富田新道入口(6:45)⇒吊橋(6:53)⇒富田新道分岐(7:12-17)⇒サワラノ平(8:30)⇒権衛ノ頭⇒野陣ノ頭(9:02)⇒小雲取山(9:19)⇒雲取山避難小屋/雲取山(9:34-47)⇒小雲取山(10:04-23)⇒野陣ノ頭(10:32)⇒権衛ノ頭⇒サワラノ平⇒富田新道分岐(11:37)⇒吊橋⇒富田新道入口(12:04)⇒八丁橋(12:56)
1)歩行時間:7時間13分(休憩・軽食含む)
2)歩行距離:約20.8Km(沿面)
3)累積高度:約1535m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R4+TAMRON35mmF2.8,α7R3+TAMRON70-180mmF2.8
5)その他:単独
6)ルートマップ参照

先週の山行で富田新道が再開したことを知った。この路は日原と小雲取山を結ぶルートで雲取山荘初代管理人であった富田治三郎によって開かれたようだ。
以前は興味が無かったが、最近は長沢背稜やタワ尾根等を歩くようになり、このルートも目に留まるようになった。
今回は、未踏の富田新道を確認することを目的に雲取山を往復する。

八丁橋から富田新道を歩き小雲取山へ
八丁橋の駐車スペース
早朝5時半に八丁橋の駐車スペースに着ける(写真上)。スペースは8台ほど、今日はGW中なので既に6台停まっている。釣り場が閉鎖されているので登山者よりも釣り目的の人が多い印象です。
日原林道は大半がダードだが歩きやすい
新緑を眺めながら日原林道を西に歩きます(写真上)。距離は4Km程、標高差は300m程です。ほぼダードですが作業車が通るので整地されていて歩きやすいです。1時間ほどで富田新道入口の標識に従って林道を離れます。
吊橋
日原川へトラバースで下り吊橋(唐松橋)を渡って山中に入ります(写真上)。吊橋手前のトラバース路は川側に大きく切れ落ちています。吊橋を渡った直後の踏み跡が少ないので先や上の方を確認しながら進みましょ。
新緑の斜面をジグザクに登る
吊橋から急斜面を登るようになります。頭上に広がる新緑を仰ぎながら(写真上)、ひと登りすると富田新道分岐です。本来はここが富田林道の起点のようですね。あと、、分岐標識に「大ブナ別れ」と記載されてました。この標識の少し下にひと際大きなブナがありました・・・このブナのことなのでしょうか?
なお、吊橋から野陣尾根の末端に登るまでの標高差400mがルート一番の急坂です。
サワラノ平への登りが始まる
富田新道分岐からも急斜面の山肌を大きく折り返すようなトラバース道です(谷側への滑落注意)。
大きな折り返しがおさまると、アセビやコメツガ等が茂る尾根ピークの右側を穏やかに進みます。木々間からは天祖山が高々と確認でき、道半ばと認識します。
やがて尾根は右側に僅かに曲がりながら斜度を増します・・・サワラノ平への登りです(写真上)。
サワラノ平・・・標識はない
道は広い尾根の斜面を折り返すように付けられてます。大きいザックを背負った単独男性が下りてきました。テント泊のようですね。挨拶を交わしてすれ違いました(富田新道で出合った登山者は往路・復路それぞれ1名のみ)。
そして吊橋から1時間40分程、ダケカンバが茂るサワラノ平に辿り着きました(写真上)。辺りを見渡しますが、ここには標識が無いようですね。
右側に七ッ石山
サワラノ平からは穏やかな登り、、快適な尾根歩きです。木々間から眺める天祖山(標高1723m)と同じ標高まで登ってきたようです。右側の木々間からは富士山そして良く見る山容の山・・・七ッ石山が間近です(写真上)。
唐松ノ大クビレ付近・・・小雲取山確認
権衛ノ頭らしき小ピークを越えると直ぐに野陣ノ頭です。ここから唐松ノ大クビレへ穏やかに下っていくと富田新道終着点の小雲取山が見えてきました(写真上)。そして吊橋より2時間半程で富田新道終点、、小雲取山直下の石尾根縦走路に出合いました

雲取山登頂
石尾根と奥多摩の山々@避難小屋
八丁橋より3時間51分で雲取山の避難小屋に辿り着き、歩いて来た石尾根を展望です(写真上)。4時間半かかると想定してましたが思ったよりも短い時間で登頂できましたね。前回、小袖の駐車場から歩いたときに比べてプラス5分です。
富士山@雲取山
賑わう山頂に歩き、富士山(写真上)、飛龍山や南アルプス等を展望したら、小雲取山まで下って軽食をとりました。

富田林道を下って下山
軽食をとったら沢山の登山者が行き交う石尾根縦走路をはなれて富田新道を下ります。赤テープのコースサインが要所に付けられていて下りやすかったですね(登りは分かりにくい箇所があった)。なお、富田新道分岐手前のトラバースは石の上に落ち葉が積もっている箇所もあり、バランスを崩さないように注意して下りました。
近づく沢の音を聞きながら下っていくと下の方に吊橋が見えました。吊橋付近の沢は水量豊富で迫力あり、眺めていると何とも気持ち良いです(写真1写真2)。集中力を切らさずに切れ落ちた道を穏やかに登り日原林道着(富田新道入口)。あとは、のんびりと(但し、、落石注意)、、林道を歩いて50分・・八丁橋に戻りました。

総時間7時間13分。8時間以上を想定していたが短時間だった。特に小雲取山からの下山は富田新道入口まで1時間40分、ここから50分の林道歩きですが、1時間40分で安全な場所まで下れるので下山ルートに適していると感じました。

撮影した写真のアルバム
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