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ハクサンコザクラ@火打山
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火打山...天気はハズレも花いっぱい_2021.07.26


ハクサンコザクラ@山頂直下
ハクサンコザクラを鑑賞しようと火打山へ・・・4度目の登頂へ(2021.07.26)。

ルートと実績 笹ヶ峰登山口(5:02)⇒黒沢橋(5:43)⇒十二曲り⇒富士見平分岐(6:55)⇒高谷池ヒュッテ(7:42-48)⇒お花畑⇒天狗の庭(8:11)⇒ライチョウ平(8:48)⇒火打山(9:18-35)⇒ライチョウ平⇒天狗の庭(10:42)⇒お花畑⇒高谷池分岐(11:04)⇒茶臼山(11:29)⇒黒沢池ヒュッテ(11:51-55)⇒黒沢池(12:01-03)⇒富士見平分岐(12:40)⇒十二曲り⇒黒沢橋(13:28)⇒笹ヶ峰登山口(13:58)
1)歩行時間:8時間56分(休憩含む)
2)歩行距離:約20.0Km(沿面)
3)累積高度:約1470m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R4,α7R3
5)レンズ:TAMRON24mmF2.8,SIGMA105mmF2.8MACRO
6)その他:単独
7)ルートマップは2019.10.01(火打山...7年前の紅葉よ、もう一度)と同じです

火打山のハクサンコザクラを鑑賞したいが台風8号が迫っているので今日が最後のチャンスかもしれません。昨夜、自宅を発って高速PAで仮眠をとり火打山の登山口に向かった。

白馬三山、唐松岳
早朝5時より歩行開始、、キャンプ場の駐車場から眺める高妻山の山頂付近は雲に覆われていたが頭上は晴れていた。黒沢橋や十二曲りを越えて富士見平への急登を大汗で登っていく。途中、白馬の山々が確認できた(写真上)が、手前の雲はさらに増えて視界を閉ざしそうだ。
天狗の庭と高谷池間に広がるお花畑
富士見平分岐からは高谷池へ向かう。頭上は雲、、前方の黒沢岳も雲に覆われてしまった。足元に咲くお花を撮影しながらゆっくり進むが北よりの冷たい風が雲を呼んいる様で火打山の綺麗な山容は全く見えない。
天気は残念だが高谷池から一段上がったお花畑はハクサンコザクラ、アオノツガザクラ、ツガザクラ、イワカガミ、イワイチョウ等が綺麗に残っていた(写真上、、帰路に撮影)。
ガスがきれて天狗の庭が見える
天狗の庭から火打山への登攀の道にもオタカラコウ、ウサギギク、クルマユリ、カラマツ類等沢山のお花が咲いていた。
火打山の山頂からの展望はやはり全く叶わず下山をする。途中、雲が切れて眼下に天狗の庭を確認できた(写真上)。でも直ぐに視界は無くなり、暫く霧雨。風景用のサブカメラはザックにしまって、花撮影のメイン機で撮影しながらゆっくり下った。
ワタスゲいっぱい
高谷池まで下ると霧雨がおさまったので、当初通り黒沢湿原経由で下山する。湿原沿いの木道際にはワタスゲが茂り(写真上)、ホソバノキソチドリ、ワタスゲの穂、ハクサンフウロなどが咲き、雲も少し切れて青空がのぞき良い雰囲気だった。あとは富士見平分岐に向かい、登ってきた道を淡々と下った。

その他に咲いていた花たち(抜粋)
天気は残念でしたが、お花の方は思った通りで花種も多かった。以下、代表的なものを抜粋して掲載する。
オオバミゾホオズキ
オオバミゾホオズキ(写真上)。富士見平分岐から高谷池付近に沢山咲いていた。
イワイチョウ
イワイチョウ(写真上)。お花畑(高谷池と天狗の池間)に群生して咲く。
チングルマ
同じくチングルマ(写真上)。
アオノツガザクラ
お花畑と火打山の山頂直下に咲くアオノツガザクラ(写真上)。
ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ(写真上)。お花畑はピークを過ぎていたが山頂直下は見頃だった。
オタカラコウ
オタカラコウ(写真上)
ミヤマツボスミレ
ミヤマツボスミレ(写真上)。
ベニバナイチゴ
黒沢ヒュッテ近くに咲くベニバナイチゴ(写真上)。

火打山はこれで夏2回、秋2回・・やっぱり良いですね。 平標山ぐらいの距離なら毎年行くんですが・・・
最後に、、今回は珍しい植物・・・ハマボウシ科オクニ(別名:キムラタケ)を観ました。ミヤマハンノキの根に寄生するそうです。

撮影した写真のアルバム
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