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八ヶ岳と放牧の風景@美ヶ原
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大朝日岳...紅葉の稜線_2021.09.28


大朝日岳と中岳@西朝日岳
二日目は稜線の紅葉が見頃の大朝日岳(2021.09.28)。

ルートと実績 日暮沢小屋(5:25)⇒ゴロビツ沢源頭水場(6:40)⇒清太岩山(7:37-39)⇒ユーフン山(8:09-10)⇒主稜線出合(8:48)⇒竜門山(8:51)⇒西朝日岳(9:44-49)⇒中岳(東直下を巻く)⇒金玉水⇒大朝日岳山頂避難小屋(10:56)⇒大朝日岳(11:09-31)⇒大朝日岳山頂避難小屋(11:42)⇒銀玉水⇒小朝日岳巻道分岐(南側)⇒小朝日岳(12:58-13:00)⇒小朝日岳巻道分岐(北側)⇒古寺山(13:28-30)⇒三沢清水(13:46)⇒ハナヌキ峰分岐(14:08)⇒ハナヌキ峰(14:15)⇒竜門滝⇒林道終点(13:33)⇒日暮沢小屋(15:41)
1)歩行時間:10時間16分(休憩/軽食含む)
2)歩行距離:約21.5Km(沿面)
3)累積高度:約2295m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R4,α7R3
5)レンズ:TAMRON24mmF2.8,TAMRON70-180mmF2.8
6)その他:単独
7)ルートマップ参照

昨日は栗駒山を下山し、道の駅にしかわへ移動。併設する日帰り温泉で汗を流し車中泊です。ここから登山口の日暮沢小屋へは車で50分程。小屋手前4Km程は未舗装ですが良く整地がされていて普通車でも問題なし。但し、小屋手前直前30m付近に道を横切るように沢水が流れている箇所があり走行注意です。なお、小屋には30台ほど停まれる駐車場があり、早朝の5時には2/3程埋まっていました。

今日の登山は昨日の残念な気持ちを完全に吹っ飛ばしました。紅葉は標高1500mの支稜線から始まり主稜線を何処までも綺麗に彩っていた。稜線からの展望も良く雲海に浮かぶ月山・鳥海山は印象的、、大朝日岳や西朝日岳からは飯豊連峰、蔵王、吾妻連邦まで見渡せました。

根っこのブナ樹林帯
序盤は大きなブナ林が茂る森、、根っこの急登は朝露で湿っていて滑りやすい(写真上)。今日は長丁場、、綺麗なブナを眺めながら歩速を抑えて進む。
ユーフン山の奥に主脈一峰の竜門山
小屋より1時間半で森林を抜け灌木帯となる。背を伸ばすように覗くと朝日連峰北西側の山々が雲海に浮かぶ。清太岩山に立ち、ミネカエデ等に彩られたユーフン山と主脈一峰の竜門山を展望(写真上)。
竜門山へ向かう紅葉の斜面
清太岩山より30分程でユーフン山に立つ。ここからは朝日連峰主脈の山々(大朝日岳~以東岳)を一望できる。右端の以東岳の山容は特に素晴らしいですね・・一度は山頂に立ちたいものだ。
一旦下って進むと主脈一峰の竜門山への登りはじまる(写真上)。紅葉が綺麗すぎて同じような写真を撮りまくり中々進まない。
ユーフン山と雲に隠れそうな清太岩山
竜門山直下で振り返ると登ってきた山々(清太岩山、ユーフン山)の光景が素晴らしい(写真上)。
西朝日岳への稜線の紅葉が綺麗
日暮沢より3時間20分程で朝日連峰主脈に取付き西朝日岳側に歩く。竜門山の山頂標は無かったが、これから歩く素晴らしい稜線が待っていた(写真上)。
振り返り竜門山
西朝日岳中盤で振り返る(写真)。下って来た竜門山の山肌の紅葉が素晴らしい。
ミヤマリンドウ
足元に咲き残っていたミヤマリンドウ(写真上)。
大朝日岳@西朝日岳
竜門山より55分程で西朝日岳に立つ。ここから望む大朝日岳の展望は特に素晴らしい(写真上クリックでパノラマが開く)。背後に目を凝らすと以東岳登ってきた支稜線が印象的です。
大朝日岳へのアプローチ
西朝日岳を下って中岳の直下を左に巻くように越えると目指す大朝日岳が迫ります(写真上)。
大朝日岳からの展望・・・飯豊山方面
日暮沢より5時間54分を要して大朝日岳山頂に立ち南側を展望する(写真上)。眼下の平岩山の紅葉も素晴らしいですね。飯豊連峰、吾妻連邦、蔵王、鳥海山・月山・・・360度の大展望を眺めながら軽食をとる。
振り返ると急速にガスが上がる
11時31分、、大朝日岳をあとに小朝日岳・ハナヌキ峰経由で下山の途につく。下り始めると早々にガスが上がり大朝日岳の展望を閉ざし始める(写真上)。
小朝日岳への道も綺麗
ガスが上がって綺麗な紅葉ともお別れと思ったが、ガスが切れて小朝日岳へ向かう稜線の綺麗な紅葉が鑑賞できた(写真上)。今日は何と幸運なのでしょう!
なお、小朝日岳への標高200m弱の急登は思った以上に辛かったです(巻道あり)。
ハナヌキ峰を越えて進む
小朝日岳直下の滑りやすい急坂を慎重に下り、僅かな登り返しで古寺山着。あとは1時間半程で下山できると思ったがハナヌキ峰を越えても直ぐには標高を落とさず(写真上)、沢沿いまで下ると高巻の迂回路があり林道までも長かった。結局は古寺山より2時間10分を要して日暮沢小屋に帰還。小屋の湧水で顔を洗い歩き切れた満足感に浸った。

総時間10時間16分。今シーズン最長の登山は最高に素晴らしい紅葉登山で大満足。

撮影した写真のアルバム
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