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赤岳山頂と南アルプス
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中ノ岳...花と雪渓歩き_2022.06.21


中ノ岳を眺めながら雪渓を進む
越後三山の一座・・・中ノ岳へ(2022.06.21)。

ルートと実績 十字峡登山口(6:17)⇒2合目(7:24)⇒日向山(8:55)⇒7合目/小天上(9:52)⇒9合目/池ノ段分岐(9:49-51)⇒中ノ岳(11:14)⇒中ノ岳避難小屋(11:20-22)⇒中ノ岳(11:28-38)⇒9合目/池ノ段分岐(12:05)⇒七合目/小天上(12:54)⇒日向山⇒2合目(14:42)⇒十字峡登山口(15:35)
1)歩行時間:9時間18分
2)歩行距離:約13.4Km(沿面)
3)累積高度:約1830m(iphone8Plus)
4)カメラ:α7R4
5)レンズ:FE PZ16-35mmG,TAMRON70-180mmF2.8
6)その他:単独
7)ルートマップ参照

中ノ岳は登るのが大変との印象が強くて浅草岳や守門岳よりも後回しになっていた。今シーズンは何とか初登頂を果たしたいと思い今回決行した。雪渓が残っているが、この時期であれば様々な高山植物にも出逢えるだろう。

三国川ダム方面@2合目手前
6時過ぎに十字峡登山口の駐車場に着ける。登山口の斜面がコンクリートで固められていて、いきなりの急斜面が予想される。この登山道は1合目毎に標柱が埋められており、2合目手前は特に急登で鎖場がある。この鎖場を越えると三国川ダムのしゃくなげ湖が眼下に見えた(写真上)。今日は展望は良くないようで写真の左上の巻機山辺りは霞んでいる。
日向山直下で雪渓に飛び出すと中ノ岳お出まし
5合目の日向山へは再び勾配が増して長かったが直下まで登ると雪渓となり目指す中ノ岳を展望できた(写真上)。ここからは暫く雪渓歩き、僅かに現れ始めた夏道にはショウジョウバカマイワウチワ、ミツバオウレン、カタクリ等が咲き、まるで2ヶ月前にタイムスリップした気分です。
左に滑り落ちそうなので右の低木を突破する
6合目の小ピークを越えて穏やかに下る(写真上)。この辺りは滑りやすく左側に滑落しそうなので右側の低木を突破した。そのまま進むなら軽アイゼンがおススメだろう。
登山道に雪渓は無いが急坂が続く
7合目への登りが始まると夏道となり足元にはオオバキスミレ、イワカガミ、エチゴキジムシロ等で華やかとなる。そして7合目を越えて前方を見上げると、まだまだ続く急坂の先にガスが近づいている・・・残念(写真上)。
シラネアオイ・・・登山道際に沢山咲いてました
ヒメシャガだ!
展望は残念ですが、高山植物は思った通り素晴らしい。。急斜面に咲き誇るシラネアオイ、道際にはヒメシャガの花(写真上2枚)、そしてアカモノ、ウラジロヨウラク、ベニサラサドウダン、ゴゼンタチバナ・・・等々。
雪渓の谷側は滑り落ちそうで難儀だった
9合目の池ノ段に辿り着くと中ノ岳の山頂は目前です。上の写真は雪渓を谷側の夏道でかわして振り返ったところ、、雪渓から溶けだした水分で滑りやすく谷側に滑落しそうで難儀だった(帰路は雪渓場を歩き容易に突破)。
ヒメイワカガミ
ハクサンコザクラ
タテヤマリンドウ
登山口より4時間57分をも要して中ノ岳山頂に辿り着く。生憎の展望だったが山頂付近は高山植物が咲き誇りユックリ鑑賞。ヒメイワカガミ、ハクサンコザクラ、タテヤマリンドウ(写真上3枚)、ツガザクラ、コシジオウレン、オオバキスミレ、イワカガミ、ハクサンチドリ等々。
荒沢岳
9合目付近の雪渓上より眺める荒沢岳(写真上)。
ウラジロヨウラク
アカノモ
上の写真2枚は帰路に撮影したウラジロヨウラク、アカモノとタケシマラン。往路の登りは苦し過ぎて高山植物をじっくり鑑賞できなかったので復路はユックリじっくりと鑑賞にながら下山。

総時間9時間14分、、「この山に登らずして越後の山は語れず」との言われの通り、手ごわい山であった。大展望が開けなかったのは残念至極。。何とか再訪したいものだ。

撮影した写真のアルバム
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