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阿弥陀池@秋田駒ケ岳
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鳥海山...ニッコウキスゲとハクサンイチゲの群生_2022.07.14


新山・外輪山を見上げながら御田ヶ原を下る
ニッコウキスゲとハクサンイチゲの咲き誇る鳥海山へ(2022.07.14)。

ルートと実績 鉾立登山口(4:10)⇒賽ノ河原(5:09)⇒御浜(5:36-46)⇒御田ヶ原・扇子森(6:02)⇒御田ヶ原分岐(6:12)⇒七五三掛(6:29)⇒千蛇谷分岐(6:36)⇒御室(7:41-47)⇒新山(8:11-20)⇒七高山(8:53-59)⇒行者岳(9:32-33)⇒伏拝岳(9:45-46)⇒文珠岳(10:09)⇒千蛇谷分岐(10:32-40)⇒七五三掛(10:44)⇒御田ヶ原分岐(11:08)⇒鳥海湖南側⇒御浜・鳥海湖分岐(11:54-56)⇒軽食10分⇒御浜(12:22)⇒賽ノ河原⇒鉾立・象潟登山口(13:41)
1)歩行時間:9時間31分
2)歩行距離:約17.4Km(沿面)
3)累積高度:約1480m(iphone8Plus)
4)カメラ:α7R4
5)レンズ:FE PZ16-35mmG,TAMRON70-180mmF2.8
6)その他:単独

連れは久しぶりの帰省。。私は別行動で鳥海山へ登ってから連れ実家へ合流です。
前日は半日かけて鉾立の駐車場へ移動、日本海に沈む太陽を眺め車中泊。。翌日早朝に登山開始です。今日は千蛇谷を登り、新山と七高山に登頂したら外輪山を下り、鳥海湖南側から御浜へ登り返して鉾立へ下山するルートでした。
天気はとても良く周囲の山々が良く見えました。新山・七高山登頂後はガスが上がり山なみを遮ることもあったが、絶え間なく変わる光景が心地よかった。お花はニッコウキスゲ、ハクサンイチゲ、コバイケイソウ、ミヤマトオキ、ヨツバシオガマ等が沢山咲き、特にニッコウキスゲとハクサンイチゲの群生は素晴らしかった。

雪渓横断・・・硬くて滑りやすい
賽ノ河原手前に残る雪渓(写真上)、早朝のため固く滑りやすかった。この雪渓を越えて賽ノ河原に辿り着くと、見頃のチングルマが出迎えてくれた。
鳥海湖とニッコウキスゲ@御浜
登山口より1時間半程で御浜着、鳥海湖を眺める(写真上)。辺りはニッコウキスゲが見頃で、特に笙ヶ岳方面の登山道には群生して咲いていた。思わず笙ヶ岳方面に向かいたくなったが帰路に歩くことにしよう。
稲倉岳・・・遥かに白神岳
扇子森付近より眺める稲倉岳と背後の男鹿半島・・・右奥には白神岳も確認できる(写真上)。南側に視界を移すと・・・月山、朝日連峰、飯豊連峰が良く展望出来ました。
ハクサンイチゲの群生@御田ヶ原分岐
扇子森を越えてニッコウキスゲを眺めながら御田ケ原分岐まで下るとハクサンイチゲの大群生(写真上・・・こちら拡大)。
千蛇谷の雪渓
七五三掛の先から千蛇谷ルートで登る。千蛇谷の雪渓はまだ大きく、中盤付近まで雪渓を登ります(写真上)。
月山、、庄内平野と日本海@鳥海山(新山)
登山口より4時間程で鳥海山最高峰の新山に登頂、月山・庄内平野・日本海を展望する(写真上)。今日は視界も良好で雲海に浮かぶ岩手山、秋田駒、早池峰山も確認できた。新山付近の荒々しい大きな岩場では健気に咲くイワウメツガザクラが印象的。
新山ドームを左から回り込むように下ると御室が見えて来た
新山からは東側の大きな岩を越えながら回り込む様に御室付近に下る(写真)。御室付近では荷揚げ作業が行われていて荷を攣り下げたヘリコプターが何度も行き来していた。
新山と七高山
新山直下の雪渓を横断して外輪山へ登り返す。先ほど登頂を果たした新山と、これから向かう七高山(写真上)。
新山と御室@行者岳
七高山から折り返して外輪山を進み七五三掛へ下る。外輪山は高山植物の宝庫・・・ホソバイワベンケイチョウカイフスマアオノツガザクラ、イワギキョウ、ミヤマリンドウ、ミヤマキンバイ、イワブクロ、イワカガミ等々が競い咲き・・・展望と鑑賞で前に進めません。外輪山の一峰である行者岳まで辿り着くと新山、御室、七高山、雪渓のダイナミックな光景が目に留まりました(写真上)。
鳥海湖南側へ向かう途中で振り返り・・・新山はガスに隠れそうだ
七五三掛・八丁坂を下り御田ヶ原分岐から鳥海湖南側へ向かう。途中、振り返り新山・外輪山・八丁坂付近を展望する(写真上)。ガスが上がって新山付近は見えなくなりそうです。
鳥海湖と御浜・扇子森
鳥海湖南側にて・・・鳥海湖と御浜・扇子森(写真上)。湖面に映る空が綺麗でした。
笙ヶ岳へ向かう登山道のニッコウキスゲ@鳥海山・御浜分岐付近
鳥海湖・御浜分岐手前の登り返しに雪渓が残っていて、左側に大きく滑落しそうなのでチェーンスパイクを履いた。ここを乗り越えるとニッコウキスゲの群生が出迎えてくれた(写真上)。計画では笙ヶ岳へも立ち寄る予定であったが、疲労による気力低下で割愛。
ニッコウキスゲ群生と鳥海湖・鳥海山
御室へ向かう途中に眺めるニッコウキスゲ・鳥海湖・鳥海山方面(写真上)。この辺りでザックをおろして小休止、、新山のガスが払われるのを期待したが叶わなかった。
もうすぐゴール(鉾立)
あとは、御室経由で下山開始。。道際にはウサギギククルマユリ、ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、オオバキスミレ、ミヤマツボスミレ、カラマツソウ他、、最後まで沢山のお花、そして無事に鉾立へ下山しました(写真上)。

総時間9時間31分。沢山のお花とダイナミックな光景・展望、雪渓歩きと岩登り、そして大きな疲労感。大満足な山行だった。
本山行録に記載した写真は僅かです。山行で撮った全ての写真は以下のリンクから閲覧ください。

撮影した写真のアルバム
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