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阿弥陀池@秋田駒ケ岳
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木曽駒ヶ岳...桂小場登山口より往復_2022.07.29


将棊頭山直下より眺める稜線と木曽駒ヶ岳
真夏の木曽駒ヶ岳へ。。。クラシックルートで山頂を目指しました(2022.07.29)。

ルートと実績 桂小場登山口(4:53)⇒野田場(5:56)⇒馬返し(6:19-21)⇒白川分岐⇒大樽小屋(6:44)⇒胸突八丁(6:56)⇒津嶋神社胸突ノ頭(8:03)⇒将棊頭山(8:44-47)⇒遭難記念碑(9:06)⇒濃ヶ池分岐(9:26)⇒馬ノ背分岐(10:21)⇒木曽駒ヶ岳(9:36-50)⇒木曽駒ヶ岳頂上山荘(11:05)⇒馬ノ背分岐(11:16)⇒濃ヶ池分岐(12:04)⇒遭難記念碑⇒西駒山荘(12:41)⇒胸突ノ頭(13:08)⇒津嶋神社⇒胸突八丁(13:53)⇒大樽小屋(14:02-07)⇒白川分岐・馬返し⇒野田場(14:39)⇒桂小場登山口(15:24)
1)歩行時間:10時間31分
2)歩行距離:約22.9Km(沿面)
3)累積高度:約2050m(iphone8Plus)
4)カメラ:α7R4
5)レンズ:FE PZ16-35mmG,TAMRON70-180mmF2.8
6)その他:単独
7)ルートマップ参照

尾瀬や日光辺りを歩きたいが天気が不安定で今回も見合わせ。比較的安定していそうな山域は南アルプスや中央アルプスだが日帰りとなると限られる。最終的に木曽駒ヶ岳となったが感染が急増しているのでロープウェイを利用しない桂小場ルート(クラシックルート)で挑戦することとした。
本コースの稜線は遠いが、ひとたび稜線に登れば足元には高山植物、目指す木曽駒ヶ岳の光景は素晴らしかった。今回は8時頃から雲が沸き始めて南アルプス、八ヶ岳、北アルプスの大展望は叶わなかったが素晴らしいことだろう。登山口から濃ヶ池分岐間は登山者が特に少ないので静かな山歩きが好みの人はおススメだ。

八ヶ岳、奥秩父、甲斐駒・・・雲が急激に湧いて来た@胸突ノ頭付近
桂木場から稜線までは標高差1300m強、樹林帯なので熱い日差しは届かないが、昨日も雨が降った様で登山道は濡れていて羽虫が多く蒸し暑い。登山口より3時間強、胸突ノ頭を越えると視界が開け始めて八ヶ岳・奥秩父・甲斐駒ヶ岳が視界に入ったが雲が沸き始めていて直ぐに見えなくなりそうだ(写真上)。その先で稜線に登り上げると御嶽山・・・こちらも間もなく雲に隠れてしまうだろう。
木曾駒ヶ岳@将棊頭山へ向かう稜線より
直ぐにガスが上がってきそうなので、西駒山荘は経由せずに稜線を進んで将棊頭山を目指す。右手には木曽駒ヶ岳が美しく聳え(写真上)、足元にはイワツメクサやタカネツメクサが咲いている。
行者岩と茶臼山@将棊頭山
登山口より3時間50分程で将棊頭山に辿り着き、歩いて来た稜線を振り返ると眼下に行者岩と茶臼山(写真上)。背後のモクモクの雲が印象的ですが雲が無ければ乗鞍岳や北アルプスの大展望なのですよね。。残念・・
木曽駒ケ岳へ連なる美しい稜線
将棊頭山を越えて眺める木曽駒ヶ岳(写真上)。濃ヶ池側の深い谷からガスが湧きあがり始めた。
稜線に咲くチングルマ
濃ヶ池分岐へ至る稜線に咲く高山植物はチングルマが主役(写真)。ミネズオウ、コケモモ、ハクサンボウフウ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ他も共演。
ヒメウスユキソウ
濃ヶ池分岐を見送ると山頂までは、あと標高差300m。途中の馬ノ背はガスに包まれた急登、脚に疲労が溜まって辛いが、ここを越えると道際にはお目当てのヒメウスユキソウが健気に咲き何とも可愛らしい(写真上)。
木曽駒ヶ岳への最後の登り
ガスった山頂を覚悟していたが直下まで進むと、ご褒美でしょうか?、ガスが払われて山頂を確認できた(写真上)。
ヨツバシオガマ
直下に咲くヨツバシオガマ(写真上)。。日差しを浴びてチングルマの綿毛も綺麗ですね。
中岳と宝剣岳@木曽駒ヶ岳
桂木場より5時間45分を要して木曽駒ヶ岳3度目の登頂を果たす。頭上は青空がのぞくが周囲は雲やガスに囲まれて大展望は叶わない。中岳や宝剣岳を眺めながら一息入れる(写真上)。暫くすると山頂にもガスが上がってきましたね。
西駒山荘へ
今日は中岳を越えて濃ヶ池経由で桂木場へ下山する計画であったが、思った以上の疲労感と15時頃から小雨の予報もあったので割愛。木曽駒ヶ岳頂上山荘から馬ノ背に戻り、登って来た稜線を下り西駒山荘経由(写真上)で下山です。
コマクサ@西駒山荘
天気はガスや曇りとなり、霧雨もちらほら。。心は下山モードに切り替わっていたが、西駒山荘には綺麗なコマクサが咲き残り(写真上)、タカネニガナムカゴトラノオも綺麗。。ここは木曽駒ヶ岳の賑わいとは対照的で心なごみ、、印象的。


あとは、撮り忘れたお花を探しながら2時間40分、、黙々と下って桂木場の登山口へ無事に下山。
総時間10時間31分、歩行距離23Km程。累積標高も2000mを越えて個人的には重量級の登山となった。歩き切れて満足な山行だったが、稜線や山頂からの大展望を観てみたいなあ、、、紅葉の時期に再訪したいものだ。

撮影した写真のアルバム
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