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見晴より至仏山を展望
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奥多摩駅より本仁田山を越えて川苔山へ_2011.06.29


川苔山山頂(1364m)多峯主山(とうのすやま)に登って西を眺めると棒ノ嶺の背後に大きく佇む奥多摩の山(こちら)があります。。この山が川苔山奥多摩三山と並んで人気の山です。
今日はこの山に登って来ました。 川苔山へは川乗橋バス停から百尋ノ滝経由で登るコースが人気の様ですが、今回は奥多摩駅より本仁田山経由で山頂を目指し、下山は鳩ノ巣駅へ下山でした。本仁田山山頂への急勾配と猛暑(東京は今年初めての35℃越え)のためか、体力消耗の激しい山歩きとなりました(2011.06.29)。

ルートと実績 奥多摩駅(7:31)⇒安寺沢集落(8:05)⇒大休場(8:46)⇒本仁田山(9:46)⇒瘤高山(10:03)⇒大ダワ(10:16)⇒大ダワ分岐(10:36)⇒舟井戸(11:07)⇒川苔山(11:30-35)⇒舟井戸(11:52)⇒大ダワ分岐(12:15)⇒大根の山ノ神(13:15)⇒鳩ノ巣駅(13:52)
1)歩行時間:約6時間15分(休憩等除く)
2)歩行距離:約15.4Km
3)累積プラス高度:約1426m
4)その他:単独ハイク、出会ったハイカー8名
5)ルートマップ参照

奥多摩駅より本仁田山へ・・・安寺沢からの急勾配を登り山頂へ
奥多摩駅を下車して北側へ歩く鳩ノ巣駅の無料駐車場に車を停め二つ先の奥多摩駅に移動。駅を出たら左に役場、前方に石灰採掘工場を見て北に向かって歩き始めます(写真左)。すぐに左の橋を渡り、前方に「本仁田山」の標識、、右に曲がってユキノシタホタルブクロ等を眺めながら林道を登って行きます。
そして駅より歩くこと約30分、林道は安寺沢集落に到達、右手に本仁田山・川苔山の標識があり、ここが登山口となります。
 
本仁田山(1225m)・・・三頭三角点が置かれている標識に従い、民家の裏手の路地を進むと直ぐに左手母乳観音・登山安全祈願の案内があり、祈願し登り始めます。登山道は杉林の急勾配を折り返しながら登って行き、途中右側の視界が開けるポイントがあり御前山や石尾根(六ッ石山)が確認できます。
そして大休場尾根まで到達。その先の尾根道も根や岩が張り出した急勾配は変らず、さらに1時間かけて古い東屋のある本仁田山(写真左)へ登ることとなります。山頂の視界は大きくは開けませんが東側に高水山と岩茸石山が確認できました。

鋸尾根を右に巻いて川苔山に登頂・・・下山は鳩ノ巣駅へ
鋸尾根マキミチを進む本仁田山をあとに北斜面をゆっくり下ると、広い尾根道となり程なく瘤高山着。ここで鳩ノ巣駅方面を右に見送り一気に下って川苔山・大ダワを目指します。途中、左手の視界が開け雲取山・鷹ノ巣山を仰ぐと直ぐに大ダワです。
この3分岐を直進方向(川苔山方面)に歩くとすぐに鋸尾根との分岐。ここまでの急勾配でかなり消耗したので右の巻き道を進みますが、マキミチも木橋で補強した細い道(写真左)が何カ所もあり慎重に進み途中、大ダワ分岐を左に登ると鋸尾根道が合わさる舟井戸となります。
長沢背稜方面・・・右奥ピークは天目山付近舟井戸を過ぎると曲ヶ谷ピークへの登りが始まりますが、標識に従い左へ進み川苔小屋跡の十字路、ここを左に進むと直ぐに山頂です。 川苔山は眺望が良いとの事ですが、またまた生憎の天候。今にも夕立になりそうで遠くの視界は利かず、御前山や大岳山方面は伸びた樹木で殆ど視界が遮られ・・早々に撤収しました。
帰路は 大ダワ分岐まで往路と同じ道、、今が盛りのコアジサイを眺めながら下り、大ダワ方面を右に見送り鳩ノ巣駅へ下ります。下山ルート後半は大規模間伐と林道工事を縫って下る事となり、いささか森林歩きの雰囲気は損なわれましたが無事に鳩ノ巣に下山しました。

 最後に・・・ 安寺沢登山口から本仁田山山頂までの2.2Kmの道は約700mも高度を稼ぐ急勾配。猛暑に加えハエ大群・アブ攻撃のため息を整える程度で休憩は取れず、ほぼ6時間歩きっぱなし、大変厳しい歩きとなりました。今後は虫対策を行わないと・・・・
なお、今回選んだ下山ルートは眺望も無く間伐と林道工事の全く退屈なルート(但し、短時間で下山したいなら良いかも)。次回は、川乗橋バス停から百尋ノ滝経由で登頂を目指したいと思います。

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