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都心の朝焼け@多峯主山
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御座山...大展望_2020.11.13


八ヶ岳連峰を展望@御座山
信州の佐久に聳える御座山(おぐらさん)へ展望を期待して目指す(2020.11.13)。

ルートと実績 長者の森コース駐車場(6:27)⇒鉄塔(7:24)⇒白岩コース合流点(7:33-35)⇒見晴台(8:05-07)⇒前衛峰(8:34)⇒前衛峰降下点(8:35-37)⇒避難小屋・御座山(9:05-10:02)⇒前衛峰(10:22)⇒見晴台(10:40-41)⇒白岩コース合流点(11:02)⇒鉄塔(11:09)⇒長者の森コース登山口(11:45)
1)歩行時間:5時間18分(休憩含む)
2)歩行距離:約11.0Km(沿面)
3)累積高度:約1100m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R4+TAMRON35mmF2.8,α7R3+SIGMA100-400mmF5-6.3
5)その他:単独
6)ルートマップ参照

御座山の存在を知ったのは、八ヶ岳や雲取山から撮った写真からだった。Web上の山行録は多くはなかったが、昨年あたりから一気に増えた。展望がとても良いとのことで私も昨年に登ろうと思ったが台風の影響が大きく見合わせた。
体調の方は徐々に回復して6時間の登山なら可能となってきた。長者の森からの往復なら標準時間で5時間40分。。登頂は可能であろう。
自宅を深夜3時前に発って、関越・上信越を下仁田ICで降りてR254等を走って長者の森へ6時着。日の明けるのを待ち歩き始める(6時25分/気温-1℃)。

登山口より山頂へ
長者の森駐車場
長者の森はコテージ等の宿泊施設を備えた立派なものだが、今は冬季休園のようで閑散としている。駐車場も50台近く停まれる舗装されたものだが今日は私が一番乗り(写真上)。下山時にはもう1台停まっていた、山頂で出合った単独ハイカーの車であろう。
鉄塔手前の登山道より浅間山を展望
序盤は長者の森からカラマツ樹林帯の山腹に取り付き高度を稼いでいく。350m程高度を稼ぐと登山道際にシャクナゲが茂り始める。登山道右端の段差を1m程登ると浅間山が展望できた(写真上)。
鉄塔より御座山方面を見上げる
白と橙色に塗られたデカい鉄塔手前まで進むと目指す御座山辺りが仰げた(写真上)。見えているのは展望台と前衛峰で山頂は見えていないようだ。
八ヶ岳を眺める@展望台
鉄塔からひと登りすると白岩コースと合流する。その先は気持ちの良い尾根道を歩く。但し、展望はなく木々間からは鯨のように連なった八ヶ岳連峰がしっかり確認できる。そして最後はやや急な斜面を登ると展望台に到着。八ヶ岳連峰、右奥には冠雪した北アルプスが連なっている(写真上)。ここがルート唯一の展望ポイント。
前衛峰の下降点から山頂を見上げる
展望台の左手には前衛峰らしき頂が高々と見え憂鬱となったが登山道は一旦下ることなく淡々と高度を稼ぐので幸いだった。30分程で前衛峰を越えて降下点まで進むと前方が開けて右奥に御座山の岩場がわずかに確認できた(写真上)。
降下点から小さな岩場を下って鞍部を越えると最後の登り、、高度150m程稼いで登っていくと避難小屋に辿り着きました。山頂の岩場は避難小屋の背後です。

御座山山頂岩場の大展望
御座山山頂の岩場
避難小屋から奥に進むと左側に8畳ほどの平坦地、正面は見上げるような岩場となる。岩場は北側(奥)に向かって細長く、左側は完全に切れ落ちている。右側は木々との間に狭い通路が確保されていた。この通路を進み、その先から岩場に登ると、(確か・・・金峰山と同じ種類の)山頂標柱が確認できた(写真上)。岩場を注意深く進んで標柱と社の辺りでザックを置いて展望を楽しむ。
八ヶ岳連峰と北アルプスを一望@御座山
八ヶ岳連峰が迫るように展望できる(権現岳~硫黄岳天狗岳北横岳・蓼科山)。その右奥には槍穂高から白馬岳まで北アルプスを一望(写真上)。ピークに目が行ってしまいますが、眼下に広がる黄金色の山々は圧巻ですね!
浅間山連邦@御座山
北側には頸城山塊(左)や横手山・岩菅山等(右)を従えるように浅間連峰が聳える(写真上)。今日は快晴ですが南寄りの空気が入ったようで上越国境、上州、日光尾瀬方面は霞んでます・・・残念。
南アルプス@御座山
南側には南アルプス(間ノ岳~甲斐駒・鋸岳)が聳えます(写真上)。手前の天狗山と男山がよく目立ちますね。
甲武信ヶ岳~瑞牆山@御座山
更に左手には甲武信ヶ岳から瑞牆山が展望できる(写真上)。ここから眺める奥秩父は一つ一つの山々が目立ちませんね・・・逆光なので尚更ですが。。
なお、富士山は奥秩父の山々の背後に隠れて見えません。
群馬と埼玉県境の山々が近い@御座山
東側には群馬と埼玉県境の山々が展望できます(写真上)。この展望は埼玉県民としては、、とっても新鮮な光景ですね。両神山二子山・城峯山、よく見れば外秩父の稜線や丸山まで確認できました。
岩場南側の平坦地より北アルプスを展望
山頂標柱に30分ほど陣取って展望を楽しんだら、岩場を降りた平坦地で北アルプスを展望しながら軽食とする。ここは日当たり良く休憩に好適、、槍穂高美ヶ原・水晶岳立山・劔岳鹿島槍・五竜岳白馬岳等もよく見えます。

長者の森へ下山
鉄塔を潜る
結局、山頂付近に1時間近く居座ってしまった。十二分に休憩をとったからか?下山は疲れることなく腰も問題なし。1600m付近まで下って鉄塔を潜り終盤へ(写真上)。
長者の森、、コテージ
長者の森のコテージまで下ってきた(写真上)。ほどなく登山口着。下山は1時間45分かからなかったですね。

登山道は大変歩き易く山頂からの大展望が素晴らしい山でした。欲を言えば真冬の見通しの良い日に登りたかったですね。今日は僅かに霞み、特に上州、尾瀬日光付近の山々の同定が出来なかった。道中にはシャクナゲが沢山茂っていたので花を期待して登るものよさそうですね。シャクナゲ以外の花も楽しめそうです。
ところで・・・この山の山域は奥秩父なのかな・・・私のブログでは北関東(上州他)に含めました。

撮影した写真のアルバム
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