
大展望を楽しみながら浅間連峰の4座をミニ縦走(2020.11.17)。
ルートと実績
車坂峠・高峯高原ホテル(6:24)⇒高峰山分岐(6:51)⇒高峯山・高峰神社(7:03-20)⇒高峰山分岐(7:31)⇒高峰温泉(7:46)⇒水ノ塔山(8:31-40)⇒東篭ノ登山(9:15-35)⇒
西篭ノ登山(9:53-58)⇒東篭ノ登山(10:18-20)⇒兎平(10:46)⇒高峰温泉(11:25)⇒高峰高原VS駐車場(11:40)
1)歩行時間:5時間18分(休憩含む)
2)歩行距離:約12.0Km(沿面)
3)累積高度:約740m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R4+TAMRON35mmF2.8,α7R3+SIGMA100-400mmF5-6.3
5)その他:単独
6)ルートマップ参照
先週の御座山は良い展望だったが北アルプスは少し遠く、次回はもう少し近くから北アルプスを眺めたいと思った。美ヶ原周辺や北八ヶ岳が候補であったが浅間連峰の未踏峰・・・東篭ノ塔山が目に留まった。車坂峠から高峯山と水ノ塔山を加えた4峰を巡る計画を立てる。
今回も深夜自宅発で登山口へ向かう。麓からは星は見えなかったが車坂峠に着けると星が輝き、眼下には雲海が広がっていた。(6時20分/気温1℃)。
車坂峠より高峯山

先ずは、
高峰高原ホテルの駐車場にて、雲海に浮かぶ富士山や奥秩父の山々の朝焼けを暫し展望する(写真上)。

ホテル裏手に歩き、高峯神社の鳥居を潜って山中に入る。途中、展望を眺め撮影しながら40分費やして
高峯山の山頂に着く。山頂を示す標柱は最高点を越えて少し南側に歩いた岩場に置かれており、すぐ先には
高峯神社が祀られていた。視界は南側に大きく開けて(奥秩父~五竜岳)、正面の八ヶ岳連峰はその背後から甲斐駒と北岳が顔を出していた(写真上)。

日が昇って、富士山・奥秩父方面の山々がはっきり見えるようになった。奥秩父の国師ヶ岳・金峰山・瑞牆山の手前には天狗山、男山、御座山、茂来山等が確認できる(写真上)。

更に左手の雲海付近に目を凝らすと両神山、その右手前には・・艫岩と荒船山が雲海をかき分けて進むように見えますね(写真上)。

御嶽山の手前に美ヶ原(写真上)。高原の美術館も分かりますね。

右には雄大な乗鞍岳(写真上)。

北アルプスの山々は五竜岳付近まで展望できる。槍穂高の手前には常念岳、大天井岳(写真上)。
高峰温泉よりガレ場を登り水ノ塔山

高峯山を北側に下り高峰温泉(写真上)より水ノ塔山へ向かう。

ひと登りすると目指す水ノ塔山と東篭ノ登山が迫る(写真上)。水ノ塔山への後半はガレ場の斜面となる。

高峰温泉より45分程で
水ノ塔山に辿り着く。西にはこれから向かう
東・西篭ノ登山、池ノ平湿原、、背後には北アルプスの山々が連なる光景が広がっている。西篭ノ登山の奥には湯ノ丸山とかっこ良い劔・鹿島槍・五竜岳の素晴らしい景色(写真上)!

水ノ塔山から東篭ノ登山へ向かうと北側の視界が開けて四阿山や妙高連峰の山々が展望できた(写真上)。妙高が近い!
大展望の東篭ノ登山

水ノ塔山より35分にて東篭ノ登山に着く(写真上)。ここは全く遮るもののない360度の素晴らしすぎる大展望!

烏帽子岳、湯ノ丸山、西篭ノ登山と北アルプスを一望(写真上)。

池ノ平湿原の背後には八ヶ岳、霧ヶ峰、美ヶ原、中央アルプス、御嶽山・・・(写真上)。

今日は低標高ほど大気が霞んでいて太陽が逆光だと低山が幾重にも連なる様子がよく見えますね(写真上)。
高峯山の先には山々が連なって・・・奥武蔵や長沢背稜辺りの山々まで展望できます。

越えてきた水ノ塔山と黒斑山・浅間山、、その左側にも山々が幾重にも連なってます(写真上)。
日光連山・皇海山・袈裟丸連峰・子持山、そして
赤城山・榛名山・浅間隠山・・・良く見えますね。更に左には尾瀬の山、、上越国境、志賀高原等の山々・・・
こちら山名付きパノラマ写真。

北アルプスの右側には妙高連峰の山々(写真上)。
西篭ノ登山へ往復..兎平へ下り下山

東篭ノ登山の展望を楽しんだら西篭ノ登山へ往復です。
西篭ノ登山からは地蔵峠と湯ノ丸山・烏帽子岳そして北アルプスを一望です(写真上)。

手前から、、東篭ノ登山、水ノ塔山、黒斑山からは浅間山の山頂部が見えます(写真上)。

東篭ノ登山に戻ると、本日初めての登山者が地図を広げて山座同定中。一言二言ことばを交わしたら兎平(池ノ平湿原)へ下り、湯ノ丸高原林道を歩いて車坂峠の駐車場へ戻りました。写真(上)は林道から見上げる水ノ塔山。
総時間5時間20分ほど、気温が高く下界は靄がかかっていたが標高2000mを越えると空気が澄んで視界が良く、久しぶりに痺れるような大展望を味わった。次回はお花の咲くころに未踏の湯ノ丸山を歩きたいですね。
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撮影した写真のアルバム
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