新緑始まるタワ尾根を登り未踏の天祖山へ(2021.04.30)。
ルートと実績
日原駐車場(5:50)⇒一石山神社(6:18-19)⇒一石山(7:05-10)⇒ウッドサークル/ミズナラの巨木(7:25-27)⇒人形山(7:32)⇒金袋山(7:54)⇒篶坂ノ丸(8:11)⇒ウトウの頭(8:44-45)⇒大京谷ノクビレ(9:14)⇒大京谷ノ峰(9:15)⇒縦走路出合(9:34)⇒滝谷の峰(9:45)⇒滝谷の峰ヘリポート(9:53-10:10)⇒水松山(10:31)⇒梯子坂ノクビレ(10:57)⇒ナギ谷ノ頭(11:15)⇒天祖山(11:27-28)⇒会所(11:32)⇒唐松平(11:40)⇒大ナラノタワ(12:00)⇒大日大神(12:17)⇒天祖山を経て雲取山登山口(12:52)⇒八丁橋(12:54)⇒日原駐車場(13:36)
1)歩行時間：7時間46分（休憩・軽食含む）
2)歩行距離：約20.4Km（沿面）
3)累積高度：約1610m（iPhone8より）
4)カメラ：α7R4+TAMRON24/35mmF2.8,α7R3+TAMRON70-180mmF2.8
5)その他：単独
6)ルートマップ参照
雲取山に登り長沢背稜の山々を眺めると、その手前にドッシリとした山容の天祖山が聳える。天祖山へは奥多摩の八丁橋からのピストンであれば日帰りは十分可能だが、できれば周遊コースを歩きたい。今回はタワ尾根から長沢背稜まで歩き天祖山を越えて日原へ下山するルートを計画した。展望は望めないコースだが標高が低いところは新緑が始まっているだろう。
東日原バス停手前の駐車場（協力金500円）に着けて6時少し前に歩行開始。20分程歩き、日原鍾乳洞手前の一石山神社より山中に入ります（写真上）。一石山への山道は中盤以外は急斜面ですので要注意です。。
一石山まで登ると日差しが届きます。鮮やかな新緑を眺めながら人形山へ向かいます（写真上）。
人形山を越えて金袋山へ向かいます。標高1200mを越えた辺りの木々は芽吹き始まる美しい樹林帯です（写真上）。
篶坂ノ丸の手前まで登ると芽吹き始まる直前ですね（写真上）。あと一週間先がベストかな。。
一石山神社より2時間25分程でウトウの頭着。ここからは要注意区間、、右から回り込むように下って小さな痩せた岩稜に登って進み、大きな岩直前で南に巻きながら大京谷ノクビレに下りました（写真上）。クビレから大京谷ノ峰へもやや分かりにくく、僅かな踏み跡が多数あります。念のためGPSのみんなの軌跡を確認しながら登りました。
長沢背稜の縦走路からは一旦、滝谷の峰を踏んでヘリポートへ向かいました。ここは北側と南側の視界が開けるルート唯一の展望ポイント、、ザックを下ろして山々を眺めながら軽食をとりました。
6日前に登った妙法ヶ岳の背後には両神山が聳えます（写真上）。
いつかは歩きたい、、熊倉山から酉谷山へ連なる尾根（写真上）。
ヘリポートからは長沢背稜を水松山まで歩き、天祖山へ向かいます。梯子坂ノクビレへ下る木々間からは、先ほど歩いたウトウの頭と大京谷ノ峰が見えます（写真上）。良く見ると・・・背後のピークは三ッドッケですね。
梯子坂ノクビレからは標高200m程の辛い登り返し、特に手前のナギ谷ノ頭へは急坂です。そして東日原から歩くこと5時間半程で天祖山山頂の天祖神社へ辿り着く（写真上）。周囲はヒノキ林に囲まれ厳かな雰囲気が漂います。
天祖山からは尾根を下って日原へ下山です。梯子坂ノクビレに下り始める頃から東側に雲が沸いて次第に黒ずんだ雲も増えてきました。疲れも感じ始めたようで、ここからは黙々と下るモードになりました。
山道は石の多い斜面があったが赤リボンが随所にあり総じて歩きやすい。灰屋のような大日大神を下ると雨量計が見えてきました（写真上）。鷹ノ巣山の山頂付近は雲が流れてますが雨に降られることはなさそうです。
雨量計から先は新緑となり、時折日差しが注ぐとひときわ綺麗です。ただ、、このまま登山口まで下れれば良かったのですが、そうは行きませんでした。
登山道はやがて谷の急斜面をジグザグに下る難所の様相を呈してきます（写真上）。
谷をトラバースする登山道（写真上2枚）。綺麗な新緑ですが右側は完全に切れ落ちてます。この先には幅30cm程の脆いトラバースがあり（古いトラロープ）、慎重に通過。
登山口まで下った時には危険地帯を脱したようにホッとしました。
あとは、新緑の山肌などを眺めながら日原林道から日原街道をゆっくり歩いて東日原の駐車場着。総時間7時間46分。天祖山の下山口手前の急坂は雨の日やその直後に下るのは特に注意が必要と感じました。
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