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ハクサンコザクラ@火打山
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苗場山...天空散歩_2021.07.20


小赤沢コース8合目手前の高層湿原
三度目の苗場山。花咲く湿原へ天空散歩(2021.07.20)。

ルートと実績 祓川登山口駐車場(4:29)⇒和田小屋登山口(4:52)⇒下ノ芝(5:38)⇒中ノ芝(6:09-12)⇒上ノ芝(6:24-26)⇒小松原分岐(6:32)⇒神楽ヶ峰(6:46)⇒雷清水(7:02)⇒苗場山(7:52-53)⇒苗場神社分岐(8:13)⇒小赤沢コース8合目(8:35-43)⇒苗場神社分岐⇒苗場山直下展望デッキ(9:25-26)⇒ 雷清水⇒神楽ヶ峰(10:37)⇒小松原分岐⇒上ノ芝(10:54)⇒中ノ芝(11:03)⇒下ノ芝(11:28)⇒和田小屋登山口(12:10)⇒祓川登山口駐車場(12:23)
1)歩行時間:7時間54分(休憩含む)
2)歩行距離:約18.2Km(沿面)
3)累積高度:約1365m(iPhone8より)
4)カメラ:α7R4,α7R3
5)レンズ:TAMRON35mmF2.8,SIGMA105mmF2.8MACRO
6)その他:単独
7)ルートマップ参照

梅雨が明けて猛暑です。出来るだけ標高が高く13時頃には下山できる花の山を歩きたく苗場山を計画しました。
道中は初夏の花が残っており真夏の花も咲き始め、高層湿原はワタスゲとコバイケイソウが見頃。北アルプスは雲に隠れたが広い高層湿原や周囲の山々が展望できて心地よい歩きが楽しめた。

朝焼け@和田小屋登山口付近
秡川登山口駐車場より和田小屋登山口へは20分程の舗装道歩き。登山口からはゲレンデを5分程歩き山中です。ゲレンデより振り返ると谷川・巻機山方面から太陽が昇ってきました(写真上)。
振り返り谷川の山々@中ノ芝
登山道は大きな岩の混じった斜面が続きます。中ノ芝まで登ると背後の展望が開けて谷川連峰の山々が良く見えました(写真上)。
キンコウカ
中ノ芝に咲き始めたキンコウカ(写真上)。朝陽があたって綺麗ですね。
目指す苗場山
上ノ芝を越えて小松原分岐を見送ると標高は2000mに達します。この辺りにはアカモノやイワカガミが僅かに咲き残っていました。そして神楽ヶ峰を越えると目指す苗場山が目の前に聳えます(写真上)。一旦、お花畑へ下ったら苗場山の高層湿原へ、、標高差250mの辛い急坂です。
苗場山直下に広がる高層湿原
辛い急坂を登りきると山頂直下に広がる広大な湿原です(写真上)。湿原の池塘は青空とワタスゲを綺麗に映し出してますね。
高層湿原に茂るワタスゲ
ワタスゲの群生越しに広がる湿原の先には信越の山々が聳えます(写真上)。
雲間から北アルプス
苗場山の山頂を踏んでヒュッテ付近を歩きます。この辺りからは北アルプスが展望できますが今日は雲が上がって一望はできません(写真上)。
湿原の木道を歩む
下山開始時間までには2時間程あるので高層湿原に設置された木道を進み(写真上)、小赤沢コース8合目付近まで散策。
コバイケイソウの群生
湿原に群生するコバイケイソウ(写真上)。
タテヤマリンドウ
木道際の主役はワタスゲやコバイケイソウですが、良く観ればタテヤマリンドウ(写真上)やホソバノキソチドリ、キンコウカ等も綺麗に咲いてます。
ワタスゲ茂る小赤坂コース8合目へ
小赤沢コース8合目手前の湿原へ到着(写真上)。何と表現すれば良いのか・・・心を打つ光景。
チングルマの穂
木道際のチングルマの穂(写真上)
モウゼンゴケ
モウゼンゴケをよく見ると・・・トンボが2匹、、捕まって果てています(写真上)。
ワタスゲ茂る木道を戻ります
8合目のベンチで軽食をとり、ワタスゲの木道を戻ります(写真上)。
周囲からガスが上がってきた
苗場山頂直下のケルンまで戻りました。まだ9時半ですが早くもガスが上がってきました(写真上)。まだ散策する時間はありますが、お花を鑑賞しながらユックリと下山することにしました。

その他に咲いていた花たち(抜粋)
ミネウスユキソウ
ミネウスユキソウ(写真上)。
タカネナデシコ
タカネナデシコ(写真上)
クルマユリ
クルマユリ(写真上)。
ミヤマカラマツ
ミヤマカラマツ(写真上)。
ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ(写真上)。

総時間7時間54分。今日は早朝からの歩行だったので山頂までは思ったほどの暑さは感じなかったが、下山時は気温がグングン上がって熱中登山。持参した1.5リットルの水分では不足しそうなので雷清水で補給し、結局は総量2リットルを飲み干した。中ノ芝から和田小屋登山口へは大きな岩が混じった長い下り、、体力が落ちて思った以上に辛さを感じた。

撮影した写真のアルバム
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