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鷲羽岳・水晶岳を眺めながら三俣山荘へ下る
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北飯豊...ヒメサユリとイイデリンドウに逢いに行く_2023.07.07


青空にヒメサユリ
ヒメサユリとイイデリンドウを求めて北飯豊を巡る(2023.07.07)。

ルートと実績 飯豊山荘駐車場(4:47)⇒梶川尾根登山口(4:50)⇒湯沢峰(6:14-16)⇒滝見場(6:48-51)⇒梶川峰(8:31-34)⇒扇ノ地神⇒胎内山(9:34)⇒門内小屋門内岳(9:54-10:03)⇒門内小屋⇒胎内山⇒扇ノ地神(10:31)⇒地神山(10:56-57)⇒地神北峰(11:11-16)⇒頼母木山(11:38-39)⇒頼母木小屋(11:54-12:16)⇒頼母木山(12:36-38)⇒地神北峰(13:08-09)⇒休憩6分⇒丸森峰(13:51-52)⇒夫婦清水(14:51)⇒丸森尾根登山口(16:19)⇒飯豊山荘駐車場(16:20)
1)歩行時間:11時間33分
2)歩行距離:約17.2Km(沿面)
3)累積高度:約2040m(iphone13)
4)カメラ:α7R4他
5)レンズ:FE20-70mmF4G,TAMRON70-180mmF2.8
6)ルートマップ参照

一昨年の秋に朳差岳に登って以来、飯豊山域に魅せられたようです。昨年は、晩夏の北股岳・門内岳と初秋の飯豊山・大日岳(小屋一泊)。今シーズンはお花の時期に歩きたいと思い、5月末にハクサイチゲ咲く朳差岳登頂。 そして、今回はヒメサユリとイイデリンドウを求めて飯豊北部です。 本当は、前日に登る予定だったが、強風の予報のため順延とし、午後よりゆっくり小国の道の駅に入って車中泊。天気の方は、僅かに日差しが注ぐ程度で強風はおさまる予報。ただ黄砂が少し残るかも。。

右に石転び沢の雪渓、左下に滝が見える@滝見場
梶川尾根の登山口より急坂の湯沢峰を越え、次のピーク・・梶川峰への登りが始まる。滝見場標柱に差し掛かり、僅かに左に下って前回見逃した滝見場から展望(写真上)。右頭上に石転び沢の雪渓、左下には梅花皮の滝の光景が広がる。雪渓の最上部に目を凝らすと梅花皮小屋が小さく見えた。
飯豊山〜北股岳@梶川峰
梶川峰手前で穏やかな笹尾根、ヒメサユリが点々咲くヒメサユリロード。北股岳や飯豊山等の雄大な山並み眺めながらの稜線歩きとなる(写真上)。飯豊山付近は僅かに霞んで見える。。黄砂の影響なのだろうか?
ヨツバシオガマ
チングルマの群生
背を伸ばす様に咲くヨツバショガマ、群生するチングルマ(写真上2枚)。そしてイワイチョウ、イワカガミ、ミツバオウレン、チシマギキョウ等々・・花の稜線だ。
北股岳、飯豊山方面@門内岳
扇ノ地神に辿り着き、ここより飯豊主脈を南に進み門内岳に向かう。雪渓際には春先定番のショウジョウバカマやコシジオウレンが咲き、アオノツガザクラ、ミヤマキンポウゲ、門内岳直下ではヒメウスユキソウ・・花は尽きない。歩き始めて5時間7分にて門内岳に辿り着き、更に連なる飯豊主脈の山々が展望する(写真上)。こちらは飯豊山のクローズアップ。
朳差岳へ連なる稜線@地神山
門内岳を折り返して主稜線を北上する。足元にウサギギクが一輪、カメラにおさめて進むと地神山に到着。。杁差岳へ連なる美しい主稜線の光景が広がった(写真上)。
イイデリンドウ
地神北峰へ穏やかに下る稜線にはミヤマダイコンソウ、そして初めて観るイイデリンドウが点々と咲き始める(写真上)。こちらは・・・二輪咲きイイデリンドウ
ヒメウスユキソウ・・・可愛らしい
北峰から頼母木山への道は、イイデリンドウ、ヨツバシオガマ、ハクサンシャクナゲ、オノエランそしてヒメウスユキソウ(写真上)などが咲き華やか。
頼母木山手前もヒメサユリロード
ヒメサユリロード(写真上)を進み、頼母木山をこえる。
頼母木小屋と朳差岳
頼母木小屋と杁差岳の素晴らしい光景(写真上)。
頼母木小屋より下ってきた稜線を眺める
頼母木小屋に辿り着いたら、管理人さんに声をかけて美味しい湧水を頂く。今日は、、昼前後は青空が広がって良い天気となった。下って来た地神山からの稜線や青空が綺麗でしたね(写真上)。管理人さんは気さくな方で、地神北峰まで登り返すのは大変だろうとかわきものを下さって、「また来てね」と言っていただいた。。。小屋をあとにする。
コバイケイソウ
頼母木山へ登り返す道に咲く、コバイケイソウ(写真上)。
チングルマの穂
風にそよぐように茂るチングルマの穂(写真上)。
地神北峰を越えて・・梶川尾根から顔を出す飯豊山
地神北峰に登り返して丸森尾根を下り始める。梶川尾根から顔を出す飯豊山(写真上)は直ぐに見えなくなってしまったなあ。名残惜しい。
ミヤマキンバイ
丸森尾根上部に綺麗に群生して咲くミヤマキンバイ(写真上)。チングルマも綺麗だった。

丸森峰を越えると樹林帯となる。段差が大きかったり、ザレて滑りやすい斜面も多くて下りにくい。蒸し暑くて大汗が額から滴り落ちて止まらない。終盤は大腿二頭筋が限界に達して急ブレーキ、喉の渇きが激しくて頼母木小屋で頂いた湧水は全て飲み干して辛くも丸森尾根登山口に下山した。

総時間は11時間33分。沢山のお花に出逢えて展望も良くて稜線は最高だったが、終盤まで体力がもたなかったなあ。私の体力だと、、この山域の真夏の日帰りは厳しい様ですね。。頼母木小屋から頂いた湧水に助けられました。大感謝です。

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